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日銀金融緩和で刷られた円の行き先が日本企業でも日本国民でもないカラクリ(Dr.苫米地 2016年9月15日TOKYO MXバラいろダンディ) https://www.youtube.com/watch?v=tvzNqO6qsGI

■コロナワクチンは何回打てばいいのか、毎年接種の可能性も ナショナルジオグラフィック(2021年4月22日)

 

■コロナワクチンは何回打てばいいのか、毎年接種の可能性も

ナショナルジオグラフィック(2021年4月22日)

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/21/042100200/

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米国では既に多くの人が新型コロナウイルスのワクチン接種を少なくとも1回は受けているが、1回や2回の接種で十分なのか、3回目、いや4回目まで受けなければならないのかと懸念する声が一部で上がっている。


実際のところ、現在接種されているワクチンの効果がどの程度続くのかは、まだ科学者にもわからない。

2019年末に初めて見つかって以来、コロナウイルスは何度となく変異を繰り返してきた。


従来株と異なる変異株では、感染力や致死率が高まったり、今のワクチンが効かなくなる恐れがある。

常にウイルス進化の先を行くために、ワクチンの開発者は変異株に対応できるワクチンの開発を急ぐと同時に、現在のワクチンの効果がどのくらい持続するのかを見定める研究も進めている。


場合によっては、定期的にコロナワクチンを追加接種する新たな日常が始まるかもしれないと、一部の専門家は言う。


・ワクチンの効果を保つ追加接種


ワクチンの追加接種とは「既に接種したワクチンを再度打つというもので、免疫の働きがより高まります」と米国医師会会長で、アレルギー・臨床免疫学者のスーザン・R・ベイリー氏は言う。


免疫系は、2回、3回と抗原(抗体作りを促す分子)にさらされることで、そのウイルスを記憶して、免疫の応答を強化し、長続きさせることができると氏は解説する。


たとえば、米国で50歳以上の健康な人に推奨されている英グラクソ・スミスクライン社の帯状疱疹ワクチンは、1回目の接種から2~6カ月後に再接種すると、90%を超える確率で帯状疱疹やそれに伴う神経痛の発症を抑えられる。


新型コロナウイルスに関しては、米ファイザー社と米モデルナ社のmRNAワクチンの場合、1回目の接種後、それぞれ3週間後と4週間後に2回目を接種することになっている。


ジョンソン・エンド・ジョンソン社のワクチンは1回のみの接種だが、現在は2回目の追加接種の有効性を確かめる治験を実施している(同社のワクチンはごくまれに深刻な血栓症を発症する恐れがあるとして、日本時間21日時点では米国での使用が一時中止されている)。


ファイザーは2月に3回目接種の治験を開始しており、最高経営責任者アルバート・ブーラ氏は4月15日にテレビ局の取材に対し、1回目の接種から12カ月後に3回目が必要になる可能性が高いと話した。


どのワクチンも、それぞれの推奨接種回数を守れば有効性は驚くほど高いことが示されている。

だが、その免疫がいつまで続くのかが問題だ。また、その高い効果を維持するために近い将来(またはしばらく時間をおいてから)追加接種が求められるのかどうかも、まだはっきりとはわかっていない。


新型コロナワクチンはまだ新しいため、追跡評価ができるほど時間が経っていない。

これまでの経過を見て言えるのは、少なくとも6カ月間は高い予防効果があることだけだ。


ちなみに、追加接種は、特定の変異株を標的とした新しいワクチンとは異なる。

こちらも、一部で治験が進行中だ。


現在、新型コロナウイルスには「懸念される変異株(VOC)」が、知られているだけで少なくとも5種類存在する。英国で最初に確認された「B.1.1.7」、南アフリカで最初に見つかった「B.1.351」、ブラジルで流行を広げている「P.1」、そして米カリフォルニア州で最初に報告された「B.1.427」と「B.1.429」だ。


モデルナは、現在接種されているワクチンに少し手を加えて、B.1.351への有効性を試験している。

ファイザーの広報担当者もナショナル ジオグラフィックに対し、現在流行中の変異株を標的としたワクチンを追加試験する可能性について検討していると語った。


いまのところ、既存のワクチンではこれらの変異株への予防効果が証明されている。


「変異株が出てきたからと言って、今すぐにでも何かを変更しなければならないという事態にはなっていないと思います」と、米ジョンズ・ホプキンス大学健康安全保障センターの感染症専門医であるアメシュ・アダルジャ氏は言うが、すべての感染症専門医がこれに同意しているわけではない。


ワクチンの効果を高める追加接種や、変異株を標的としたワクチン接種は、一部の人にとっての「新たな日常になる可能性が高い」と、米ジョージタウン大学医療センターの感染症専門医ダニエル・ルーシー氏は考えている。ウイルスは「自ら生き残るために」変異を続けており、いずれは現在のワクチンが効かなくなる恐れがある。


コロナウイルス、その変異株、そしてワクチンの数年間に及ぶ戦いの連続です。

2019年から続いているこの戦いに、私たちは後れを取ってしまっています。私たちが眠っている間も、ウイルスは活動を続けています」


メリーランド大学医学部の微生物学と免疫学准教授のマシュー・B・フリーマン氏も同意する。


「近い将来、追加接種やまったく新しいワクチンが必要になる可能性はかなり高いと考えます。ただし、どの頻度で接種すべきか、また全世界で接種が必要になるのか、それとも特定の集団に限定できるのかは、まだわかりません」。


フリーマン氏は米ノババックス社のワクチン開発に協力しているが、まだ実用化には至っていない。

3月11日付けで学術誌「Nature」に発表された論文によると、ファイザーのmRNAワクチンは、現在米国と日本で主流の変異株であるB.1.1.7に対し、実験室レベルでは有効だ。


その一方で、4月9日付けで論文投稿サーバー「medRxiv」に発表された研究では、B.1.135は少なくともファイザーのワクチンをすり抜けて感染できるという暫定的な結果が示された。

ただし、この調査には変異株に感染したごく少人数のデータしか含まれず、論文はまだ専門家による査読を受けていない。


4月1日のプレスリリースで、ファイザーとビオンテックはワクチンの全体的な有効率(発症予防効果)を91%に修正し、「B.1.135の系統が主流の南アフリカでの有効率は100%」と発表した。

アダルジャ氏は、ワクチンの有効率が50%まで下がれば、追加接種か新たなワクチンが必要になるだろうとしている。

 

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コロナワクチンは何回打てばいいのか、毎年接種の可能性も

ナショナルジオグラフィック(2021年4月22日)

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/21/042100200/

 

 

 

 

 

■新型コロナワクチン、毎年接種が必要になる公算大=英担当相

Reuters(英:ロイター)2021年2月8日

https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-britain-vaccine-boost-idJPKBN2A70UV


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英国のザハウィ・ワクチン担当相は7日、新型コロナウイルス感染者が秋になると急増し、ワクチン接種が毎年必要になる公算が大きいとの見方を示した。


英政府は既に1200万人強に1回目のワクチン接種を終えており、今月半ばには最もリスクの高い人たち全てに接種するという目標を達成できる見通し。

ただ専門家の間では、英国や南アフリカ、ブラジルなどに由来するより感染性の強い変異株に対する懸念が広がっている。


こうした中でBBCの番組「アンドリュー・マー・ショー」に出演したザハウィ氏は「(新型コロナウイルスは)毎年流行するか秋に大きく増えて、毎年(のワクチン接種を)行う蓋然性が非常に高いだろう。ちょうど世界中でさまざまな変異株が流行するインフルエンザのワクチンを打つのと同じように」と語った。


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新型コロナワクチン、毎年接種が必要になる公算大=英担当相
Reuters(英:ロイター)2021年2月8日
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-britain-vaccine-boost-idJPKBN2A70UV