■しつこい!高市早苗氏だらけの“あおり”ネット広告に批判噴出…党則違反の可能性
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295065
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〈高市早苗の広告、なんでどこにでも現れるの?〉――。
自民党総裁選(29日投開票)に立候補している高市前総務相を巡り、ネット上は騒然だ。
問題となっているのが、「高市早苗を阻止したい7人の反日」と題されたバナー広告。
ネットサーフィンをしていると、ウェブサイト上の「広告枠」に出てくるアレだ。
目にした人たちからは「鬱陶しい」「しつこい」と批判が噴出しているうえに、自民党の党則違反の疑いがある。
「総裁公選実施細則」は、総裁選を巡る〈各種報道機関の記事掲載、企画への出演等の取り扱い〉について、〈党員間の感情的対立をあおることのないよう、十分な配慮をしなければならない〉と明記している。
問題のバナー広告はいかにも対立をあおるタイトルだが、大丈夫なのか。
党本部に聞いた。
「『広告を見た』という情報提供はいただいていますが、現時点で『対立をあおるもの』だとは認識していません。高市氏のバナー広告を気にする方もいらっしゃるとは思うが、一企業が出しているものなので対処するのは難しい」(選挙管理担当事務局)
・広告主は高市事務所公認の「私設後援会」
ユーチューブ動画の視聴開始時や途中で流れる広告動画にも、高市氏が出てくると話題だ。
広告動画は次期首相が100代目に当たることを意識し、高市氏のバストアップのシルエットを背景に「Q:第100代日本の首相は誰でしょう?」と問いかける。
その後、ニコニコ顔の高市氏が登場し、「美しく、強く、成長する国、ニッポンをつくってまいりましょう」と強調。
動画終盤には〈世界が注目! 第100代 初の女性首相へ〉とのメッセージが、赤文字でデカデカと出てくる。
広告主は高市事務所公認の「私設後援会」だ。
ちなみに、高市氏支持の安倍前首相も「100代目で女性首相が誕生すれば世界が注目する」と、まったく同じ宣伝文句を使っている。
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しつこい!高市早苗氏だらけの“あおり”ネット広告に批判噴出…党則違反の可能性
日刊ゲンダイ(講談社)2021/09/22
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295065