■グーグルが検索シェア9割死守に年1兆円
東京新聞(2020年10月21日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/63337
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米司法省と11州が20日、反トラスト法(独占禁止法)違反で米グーグルをワシントン連邦地裁に提訴した。
グーグルはネット検索で9割近いシェアを握る独占的な地位を守るため、アップルに年1兆円を払う契約を結び、ライバルを不当に締め出したことも明らかにした。
米IT大手に対する独禁法訴訟ではマイクロソフト以来、約20年ぶりの大型案件となる。
訴訟の行方次第では事業分割を迫られたり、日本など海外のユーザーにも影響するとの見方もある。(ワシントン・白石亘)
訴状によると、グーグル社内では、アップル製品で検索エンジンの標準設定の座を守るのは生命線だった、と指摘。
昨年、グーグルの全検索件数のうちほぼ半分は、アップル製品から流入したという。
検索ビジネスにとって、ユーザーの規模拡大は、検索の質を高め、広告を増やす好循環につながる。
◆グーグル検索を標準設定
グーグルはアップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」などに使われるネット閲覧ソフト「サファリ」でグーグル検索を標準設定にしてもらうため、広告の利益を分配した。
支払額は年80億ドル~120億ドル(約8400億円~約1兆3000億円)で、アップルの年間利益の15~20%を占めると推定。
アップル幹部はグーグル幹部に「われわれのビジョンは両社が一つの企業のように協力することだ」と伝えた。
検索ユーザーを囲い込む巨大IT企業の「密約」を問題視する司法省は「標準の検索エンジンを変更する人はほとんどいない。それがグーグルが大金を払う理由だ」と指摘。
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■グーグルが検索シェア9割死守に年1兆円
東京新聞(2020年10月21日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/63337
■ヤフーの検索結果がGoogleになった背景
・ヤフーが独自の検索エンジンをやめた理由
All About(企業のIT活用)水谷哲也
https://allabout.co.jp/gm/gc/373330/
■国産検索エンジン開発が頓挫した先にあるもの
「Googleが自らの意思でフィルタリングを実施」
「検索エンジンが無いというのは、「サイバーリスク」の1つとして考えるべきではないか」
ITmediaエンタープライズ(2013年02月01日)
https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1302/01/news021.html
■Googleの検索結果操作っぷりは予想をはるかに上回る…
「msnニュース」ギズモード(2019/11/19)
https://www.gizmodo.jp/2019/11/google-sure-screws-around-with-search-results-a-lot.html