oonoarashi’s blog

日銀金融緩和で刷られた円の行き先が日本企業でも日本国民でもないカラクリ(Dr.苫米地 2016年9月15日TOKYO MXバラいろダンディ) https://www.youtube.com/watch?v=tvzNqO6qsGI

■値上げの春「アベノポイズン」危機に岸田首相の解毒マッサージ通い FRIDAY 2022年04月06日

 

■値上げの春「アベノポイズン」危機に岸田首相の解毒マッサージ通い

FRIDAY 2022年04月06日

https://friday.kodansha.co.jp/article/237780


~~~


岸田文雄政権発足から半年。

この4月は、国民生活を脅かす「値上げの春」になった。


そんな4月最初の日曜日、岸田首相は東京・銀座のリラクゼーションサロン「クイーンズウェイ銀座並木通り店」を訪れ、90分のマッサージを受けた。

銀座の表通りから1本入ったところにあるこの店は、男性客の利用も見られるシックなサロン。

個室に入り、デトックス(解毒)効果のあるハーブティーを飲んで、女性スタッフからマッサージなどのサービスが受けられる。


「岸田首相は、このサロンをよく訪れている男性秘書の紹介で2月に初訪問。スタッフは首相の来店に驚いたそうです(笑)。気に入ったんでしょうね。初回は、背中までの全身マッサージを利用。お茶は、リラックス系のハーブを選びました。並木通りに面した入口は少しゴージャス感がありますが、内装はシンプル。施術スペースは、個室といっても簡単なパーテーションがあるだけなので、隣のブースの話し声が聞こえることもあります」(関係者)


お湯に足をつけ温めた後は、スタッフが手技で足、脚部をもみほぐしてくれる。

90分のコースが税込11,000円。

照明を落としたブースで、ぐっすり眠ってしまう利用者も少なくないという。

 

・経済破綻の元凶は「あの人の毒」

 

岸田首相はこの6ヶ月で疲れ切っている。

何も言わない、何もしない、弁舌爽やかに実のないトークでかわし「場当たり的対応でその場をしのぐ」作戦だった。


が、新型コロナの拡大、プーチンの軍事侵攻、円安、原油高、急激な物価高と課題が押し寄せた。

平時の国家運営しか想定していなかった岸田政権にとっては、荷が重すぎた感は否めない。


公明党山口那津男代表は、「財源不足は岸田政権の責任につながる」と発言、政権運営をともにする連立与党の代表から「政権危機」の苦言を表明された。

参院選前にこの発言は、ダメージが大きい。


しかし一方、こんな見方も聞こえる。

「国際情勢の影響はありますが、なにより、日本の経済危機の元凶は、明らかにアベノミクスです。誤った金融政策を押し進めたことが、今になって『効いて』います。『アベノポイズン(毒)』ですね。その尻拭いをしなければならない岸田政権は、やや気の毒な部分もあります」(大手コンサルファームのコンサルタント


長期政権の失政、ロシア・プーチン大統領との蜜月だけでなく、でたらめな金融政策のツケが回ってきている。

その「ポイズン」安倍晋三元首相は3日、地元・山口県山口市内でこうぶち上げた。


自衛隊を(憲法9条に)明記すべきだ。相手に日本を見誤らせない大きな力になっていくことは間違いない」

安倍が敵視する「相手」とは誰なのか。


「中国が軍事力を増強していることを念頭に、日本の防衛費は少なくとも6兆円程度の確保が必要」(安倍元首相)

この講演の報告を受けた岸田首相は、不快の表情を隠さなかったという。

 

参院選を前に「毒消し」を


アベノミクスによって財政金融システムは壊れてしまった。物価が上がり、本来なら金利を上げなければいけない局面だが、国の公債負担が増えるので上げられない。一方で米国はインフレ抑制から金利を上げはじめた。このまま日米の金利差が拡大して円安が加速すれば、おのずと、さらなる輸入物価高になります。成長戦略を見出せない政策が招いた危機です」


財政金融のエキスパートとして知られる村上誠一郎内閣府特命担当大臣もこう言う。

そして、自民党の古参議員として、「安倍政治の総括をしたうえで経済・外交を立て直さなければならない」と厳しく警鐘を鳴らしている。


岸田首相にとって、金融政策の失敗とともに、今回の安倍「安保発言」もまた、新たな「アベノポイズン」だろう。

物価は上がり、収入は増えないなか、国民生活の逼迫はより深刻になっていく。


3年目のコロナ禍、第7波の兆しのなか「ウィズコロナ経済」へ舵を切った矢先に勃発したロシアの蛮行。

国際情勢は混乱し、国内経済崩壊の予感。


4日の会見で自ら語った通り「課題は山積み」だ。

苦しい国民生活ではあるが、支持率は高水準を保っている岸田政権に、人々はかすかに期待をしているのかもしれない。


岸田首相はこの「毒」を消すことができるだろうか。

長期政権の試金石となる参院選を前に、岸田首相の覚醒が期待される。


~~~
値上げの春「アベノポイズン」危機に岸田首相の解毒マッサージ通い
FRIDAY 2022年04月06日
https://friday.kodansha.co.jp/article/237780