■「接種再開、被害生むだけ」 HPVワクチン訴訟原告
時事通信 2021年11月12日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021111201233&g=soc
~~~
HPVワクチンの勧奨再開決定を受け、接種で健康被害を受けたとして全国で損害賠償訴訟を起こした原告女性らが12日、厚生労働省で記者会見した。
女性らは「再開は新たな被害者を生むだけだ」「元の健康な体を返して」と訴えた。
望月瑠菜さん(22)=山梨県=は小学6年の時に接種を受け、高校1年の夏に歩行困難になった。
「立っていると足が震える。今は少しパートで働いているが、元気になってもっと働きたい。国は私たち被害者に向き合い話を聞いてほしい」と涙ぐみながら話した。
北関東に住む女性(20)は、倦怠(けんたい)感や足腰の痛みに苦しむ。
女性は「決定には怒りすら湧かず、絶望だけだ。国には元の健康な体を返してほしい、それだけだ」と語った。
会見にオンラインで参加した梅本美有さん(23)=福岡県=は「ワクチンで人生がめちゃくちゃになった。再開で被害者が増えるのは火を見るより明らかだ。国は私たちの地獄の苦しみに向き合って」と訴えた。
「子宮頸(けい)がん予防は、副反応がない検診を重視すべきだ。新たな被害者を生む勧奨再開に強く抗議する」との声明を出した。
~~~
「接種再開、被害生むだけ」 HPVワクチン訴訟原告
時事通信 2021年11月12日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021111201233&g=soc
■映画「MMRワクチン告発」日本の配給会社が公開中止を発表
バズフィードニュース(2018年11月7日)
https://www.buzzfeed.com/jp/seiichirokuchiki/vaxxed-has-been-canceled
~~~
MMRワクチン(麻疹・おたふく風邪・風疹の混合ワクチン)と自閉症の発症を関連づける内容が批判されていたドキュメンタリー映画『MMRワクチン告発』の公開中止を、日本の配給元・ユナイテッドピープル株式会社が発表した。
映画は元医師のアンドリュー・ウェイクフィールド氏が監督。
同氏が「米国疾病対策センターがMMRワクチンと自閉症の関連性を示すデータを隠蔽している」という内部告発を受けた生物学者に協力し、調査を行う、という内容だった。
一方、ウェイクフィールド氏は過去に「子どもへのMMRワクチンの予防接種が自閉症の症状を引き起こす」という論文を発表するも、利益相反行為や、患者のデータ・病歴が大幅に書き換えられたり、捏造されたりしていた疑惑が発覚。
ウェイクフィールド氏は医師免許を取り消され、論文が掲載された『ランセット』は論文を撤回している。
このような背景があり、日本での上映にも、医療関係者などから批判が集中していた。
同作の公式サイトによれば、もともと「MMRワクチンと自閉症の因果関係の有無について科学的な証明がなされていないことを承知」した上で、映画の主張に「合理性がある」としていた。
~~~
■映画「MMRワクチン告発」日本の配給会社が公開中止を発表
バズフィードニュース(2018年11月7日)
https://www.buzzfeed.com/jp/seiichirokuchiki/vaxxed-has-been-canceled