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日銀金融緩和で刷られた円の行き先が日本企業でも日本国民でもないカラクリ(Dr.苫米地 2016年9月15日TOKYO MXバラいろダンディ) https://www.youtube.com/watch?v=tvzNqO6qsGI

【実態を知らぬ“嫌韓”の罪深さ】留学生事故死から21年 「コロナ下、国籍超えて助け合う気持ちを」~勇気ある韓国人留学生が未来に託した「日韓の架け橋」~

 


■留学生事故死から21年 「コロナ下、国籍超えて助け合う気持ちを」

Yahoo!ニュース 2022/1/26

https://news.yahoo.co.jp/articles/b0d1ec2116e35e28372e54fd8e3613292552c3aa


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東京都新宿区のJR新大久保駅で、韓国人留学生の李秀賢(イスヒョン)さん(当時26)とカメラマンの関根史郎さん(当時47)が線路に落ちた男性を助けようとして死亡した事故から、26日で21年。

駅構内の顕彰碑前には日韓両国の関係者が献花に訪れ、花を手向けた。


同日午後、韓国の姜昌一(カンチャンイル)・駐日大使や李さんが通っていた赤門会日本語学校の関係者らが顕彰碑前で追悼し、事故があった付近のホーム上でも祈りを捧げた。

その後、近くで追悼式が開かれた。


同校の新井時賛理事長は「コロナの厳しい状況でも彼を忘れず、国家間の友好を考えていく熱い思いを感じた」と話した。

新井理事長によると、李さんの母、辛潤賛(シンユンチャン)さんは毎年のように追悼に合わせて来日してきたが、コロナの影響で昨年に続き来日できなかった。


辛さんは「毎年1月になると、息子に会えそうな気がして、胸を躍らせながら日本行きを心待ちにしていました。昨年に続きこのように挨拶(あいさつ)することとなり、少し残念な気持ちです。遠く釜山から感謝の意を申し上げたい」とコメントを寄せた。


事故翌年の2002年、両親や日本人有志らの寄付金を原資に、アジアから日本への留学生に支給する奨学会が設立された。

奨学生は1千人を超えるという。


これまでも、日本で学ぶ多くの留学生らが現場を訪れてきた。

東京大の大学院で日本政治を学んでいるというイ・スミンさん(30)は「コロナ下で、国籍を超えて人間同士の助け合いは必要だと感じている」と話した。


事故は01年1月26日午後7時15分ごろに起きた。李さんと関根さんが、山手線新大久保駅のホームから転落した男性を救助しようと線路に飛び込み、3人とも亡くなった。


事故などをきっかけに安全対策が進み、JR東日本はホームドアの導入を進めてきた。昨年末時点で76駅に導入済みで、32年度末ごろまでには、首都圏を中心に在来線243駅まで広げるという。(小川崇)


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留学生事故死から21年 「コロナ下、国籍超えて助け合う気持ちを」
Yahoo!ニュース 2022/1/26
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0d1ec2116e35e28372e54fd8e3613292552c3aa

 

 

 


■「実態を知らぬ“嫌韓”の罪深さ」新大久保駅転落事故から18年、勇気ある韓国人留学生が未来に託した「日韓の架け橋」

ABEMAニュース 2019.10.24

https://times.abema.tv/articles/-/7004825


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2001年1月26日、JR山手線・新大久保駅で線路に落ちた人を助けようとした二人の男性が犠牲になった。

そのうちの一人である李秀賢(イ スヒョン)さんは当時、日本語学校に通っていた韓国からの留学生。当時26歳だった。

(中略)

この事件を受け、今日に至るまで日本では様々な変化があった。

外国人留学生は2001年の約7万8000人から2018年では約29万8000人に増加。


さらにスヒョンさんのような悲惨な事故を未然に防ぐための駅ホームドアの設置や緊急停止ボタンの設置。

防犯カメラの増加など、事故の教訓は着実に生かされている。

(中略)

・実態を知らずに“嫌韓”に走る「罪深さ」


こういった民間レベルで進む交流を受け、今後の日韓関係について意見を求められた国際政治学者の舛添要一氏は「やはり政治が問題。文大統領も安倍首相もしっかり政治の判断をすべきだし、政治判断をフォローするメディアも同じことだ。今だから話しますけど、3年前に失脚した大きな要因の一つは『日韓関係を良くしよう』としたこと。当時の朴大統領に会いに行った矢先に批判が増えた。政府が日韓関係改善に取り組まなかったから、関係はものすごく悪かった。せめて地方の政府から改善を図るべきと考えた。東京とソウルは姉妹都市にあたる。しかし、ヘイトスピーチがものすごかった。日韓の歴史認識において間違っている点は間違っていると申し上げるが、それ以上に“政治の意思”がしっかりしなければならない。ようやく朴さんと安倍首相が話せるようになったら、政権交代。非常に悲しいですね」と持論を展開した。


ネット問題に詳しい文筆家の古谷経衡氏は舛添氏の話を受けて「スヒョンさんの事故の翌年のW杯あたりからネット右翼ネトウヨ)と呼ばれる人たちが出てきた。

2003年から2006年に至るまで、それらの人々はこの事故について『事故自体がねつ造だ』と言っていた。


韓国民団(大韓国民団)や日本メディアが韓国を美化するためにわざわざねつ造したとも。

舛添さんが叩かれていた時に、何の根拠もない『舛添は在日コリアンだ』という噂も流された。


ネット右翼の台頭に伴い、韓国人と実際に、または通訳を介して話したことも無い人たちが『韓国は滅亡する』『韓国人は嘘つきだ』『韓国人は盗人、詐欺師だ』と言い続けてきた。

後に逮捕されたある人物に関しては、韓国に行ったことすらなかった。


これが実態だ。

韓国では反日本など売っていない。


日本だけだ。

この状況をどのように考えるか」と語気を強めた。


続いて大阪で生まれ育ったというタレントの時人は「周りに海外の人が多く、“何が嫌なのか”は分からないが、シンプルに軽蔑したり、差別したりということがあった。理由もわからずに『嫌韓』でいる人が多いと思う。僕もそうだが、こういったことを知ることができれば、実態を分からないまま差別している人が減るはずだ」と話した。


最後に三谷アナは「日本で韓国がブームになったり、多くの韓国人が日本を訪れている。民間同士の交流は増えていてうれしい。一方で政治がかなり緊迫している状況だが、我々は政治について何も言うことは出来ないのでもどかしい」という辛さんの言葉を代弁した。


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「実態を知らぬ“嫌韓”の罪深さ」新大久保駅転落事故から18年、勇気ある韓国人留学生が未来に託した「日韓の架け橋」
ABEMAニュース 2019.10.24
https://times.abema.tv/articles/-/7004825