■ヤフーの検索結果がGoogleになった背景
・ヤフーが独自の検索エンジンをやめた理由
All About(企業のIT活用)水谷哲也
https://allabout.co.jp/gm/gc/373330/
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2010年12月から、ヤフーの検索結果とGoogleの検索結果が同じになったことをご存知ですか?
日本ではヤフー・ユーザーが多いため、各サイトではどちらかというとヤフー重視で検索エンジン対策をしていました。
ところがヤフーが独自の検索エンジンをやめ、Googleを採用したことから前提が大きく変わってしまいました。
検索順位が下がったことで売上げが落ちる企業、反対に検索順位が上がった企業など悲喜こもごも。
今回は、なぜヤフーが独自の検索エンジンをやめたのか、その背景を解説します。
・ヤフーが独自の検索エンジンをやめた理由
そもそもは、2009年7月にアメリカのヤフーが独自の検索エンジン開発を辞めると発表したことが発端。
アメリカでは、検索エンジンのシェアが日本と異なりGoogleが60%のシェアを握っています。
2番手がヤフーで20%、3番手がマイクロソフトで10%、あとはその他大勢です。
日本はこれが逆転していてヤフーが55%、2番手がGoogleで35%。
(中略)
アメリカのヤフーが2009年7月に独自の検索エンジンを辞め、マイクロソフトの検索エンジンに乗り換えると発表したことを受け、アメリカから検索エンジンの根幹部分の提供を受けていた日本のヤフーは善後策を検討。
マイクロソフトのbing採用を検討したようですが、Google検索エンジンを超えるものではないとなり、結論はGoogle採用となりました。
Googleにとっても願ったりかなったりですが、問題となってくるのはヤフーとGoogleの検索エンジンシェアが1位、2位という事実です。
事前に公正取引委員会へ独禁法上問題がないか確認したところ「問題ない」との回答があり、2010年7月に検索エンジン提携が発表されました。
しかし、日本の検索エンジン技術の90%がGoogleに独占されることに。
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■ヤフーの検索結果がGoogleになった背景
・ヤフーが独自の検索エンジンをやめた理由
All About(企業のIT活用)水谷哲也
https://allabout.co.jp/gm/gc/373330/
■『デジタル・ファシズム 日本の資産と主権が消える』
著者: 堤未果
出版社:NHK出版
発売日:2021年08月31日
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『デジタル・ファシズム 日本の資産と主権が消える』
・内容紹介(出版社より)
街も給与も教育も、米中の支配下に!?
コロナ禍の裏で、デジタル改革という名のもとに恐るべき「売国ビジネス」が進んでいるのをご存じだろうか?
アマゾン、グーグル、ファーウェイをはじめ米中巨大テック資本が、行政、金融、教育という、日本の“心臓部”を狙っている。
デジタル庁、スーパーシティ、キャッシュレス化、オンライン教育、マイナンバー……
そこから浮かび上がるのは、日本が丸ごと外資に支配されるXデーが、刻々と近づいている現実だ。
果たして私たちは「今だけ金だけ自分だけ」のこの強欲ゲームから抜け出すことができるのか?
20万部超のベストセラー『日本が売られる』から3年。
気鋭の国際ジャーナリストが、緻密な取材と膨大な資料をもとに暴く、「日本デジタル化計画」の恐るべき裏側!
・内容紹介(「BOOK」データベースより)
行政、金融、教育。国の心臓部である日本の公共システムが、今まさに海外資本から狙われていることをご存知だろうか?
コロナ禍で進むデジタル改革によって規制緩和され、米中をはじめとする巨大資本が日本に参入し放題。
スーパーシティ、デジタル給与、オンライン教育…いったい今、日本で何が起きているのか?
気鋭の国際ジャーナリストが緻密な取材と膨大な資料をもとに明かす、「日本デジタル化計画」驚きの裏側!
・目次(「BOOK」データベースより)
第1部 政府が狙われる(最高権力と利権の館「デジタル庁」/「スーパーシティ」の主権は誰に?/デジタル政府に必要なたった一つのこと)/第2部 マネーが狙われる(本当は怖いスマホ決済/熾烈なデジタルマネー戦争/お金の主権を手放すな)/第3部 教育が狙われる(グーグルが教室に来る!?/オンライン教育というドル箱/教科書のない学校)
・著者情報(「BOOK」データベースより)
堤未果(ツツミミカ)
国際ジャーナリスト。東京生まれ。ニューヨーク州立大学国際関係論学科卒、ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士号。国連、米国野村證券などを経て現職。『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』で黒田清・日本ジャーナリスト会議新人賞を受賞。『ルポ貧困大国アメリカ』で日本エッセイストクラブ賞、中央公論新書大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
・商品レビュー
国家による監視社会になってしまう!
rakuraku..評価 4.00 4.00投稿日:2021年09月07日
一見するとデジタル化した方が効率は良くなるように見えますが実はさらにその先には国民を監視することが可能な世界が見えて来ます。銀行にある預金残高はもちろん病院履歴や移動の履歴などすべて紐付けされると自分の行動が把握されてしまうので何でもデジタルにするのは考えものであると感じましたね。
評価4.004.00投稿日:2021年09月18日
「デジタル」の名のもとに行われる、改革ならぬ改悪・売国行為の数々。本書を読むと暗澹たる気分になるが、実態を知らないことには抗議の声をあげることすらできない。
堤氏の受けてこられた「本物の教育」についても触れられている。教室に関心がある人には特に勧めたい。
評価5.005.00投稿日:2021年09月16日
面白くて一気に読了。この著者は筆力が抜きん出てる、序章からやられた。デジタル礼賛本が溢れ、政治家もテレビもやれキャッシュレスだマイナンバーだデジタル庁だの一色で、漠然ともやもやしたものを感じていたが、誰も書かないデジタルの負の側面を各国の事例や歴史的事実と共に示しながら、
立ち止まって考える事の重要性を問題提起している。全体的に知らなかったことばかりで非常に勉強になった。エストニアやスウェーデンの例、韓国の事情、米中の情報戦争やエリート集団の目指すハイパー世界など、面白い。RCEPの中身があんな内容とは衝撃だった。個人情報はなるべく出さないようにしよう。現金派でもあるので。
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『デジタル・ファシズム 日本の資産と主権が消える』
著者: 堤未果
出版社:NHK出版
発売日:2021年08月31日
https://a.r10.to/hD9lT7