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日銀金融緩和で刷られた円の行き先が日本企業でも日本国民でもないカラクリ(Dr.苫米地 2016年9月15日TOKYO MXバラいろダンディ) https://www.youtube.com/watch?v=tvzNqO6qsGI

■『右翼が米軍基地を批判しないのは、なぜ?』 38歳、女性右翼活動家がアメリカと断固闘い続ける理由 右翼と愛国──若き活動家の主張「アメリカの正義を疑う」 現代メディア(講談社)2018.7.14

 

■『右翼が米軍基地を批判しないのは、なぜ?』

38歳、女性右翼活動家がアメリカと断固闘い続ける理由

右翼と愛国──若き活動家の主張「アメリカの正義を疑う」

現代メディア(講談社)2018.7.14

https://gendai.media/articles/-/56511

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・右翼が米軍基地を批判しないのは、なぜ?


仲村が右翼の世界に飛び込んだのは20年前、18歳の時だった。

右翼の街頭演説を聞いたことで、社会に関心を持ったのだという。

右翼団体の中では大手とされる「大行社」に籍を置き、さまざまな活動に関わってきた。

北方領土返還運動や拉致問題解決の要求、日教組大会に出向いての街宣──。自民党本部で消火器をぶちまけて警察に拘束されたこともある。

彼女は間違いなく武闘派に数えられる右翼人士のひとりだった。

だが、活動を続けるなかで小さな矛盾が仲村の中に芽生えた。

それは、やがて大きな塊となって、彼女を苦しめる。拭い去ろうにも、微動だにしない矛盾──右翼としての仲村を苦しめたのは、沖縄の「基地問題」だった。

なぜ、右翼は真正面から米軍基地を批判しないのか。

なぜ、右翼は圧倒的に日本が不利な日米地位協定に反対しないのか。

なぜ、右翼は米軍基地に反対する市民をすべて"左翼"だとして片づけてしまうのか。

右翼の運動が「反左翼」を主軸としてしまったがために、基地問題を都合よく合理化させているようにしか思えなくなった。

「右翼は国体の護持を主張しながら、沖縄に米軍が駐留している現実に大きな関心を寄せていない。いまでも占領下にあるのと同じことではないですか」


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38歳、女性右翼活動家がアメリカと断固闘い続ける理由
右翼と愛国──若き活動家の主張「アメリカの正義を疑う」
現代メディア(講談社)2018.7.14
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56511

 

 

 

 

 

 

■“いま”の日本が見えてくる「ガチウヨ」の声

日刊スポーツ(2019年9月20日

https://www.google.com/amp/s/www.nikkansports.com/m/general/nikkan/news/amp/201909200000357.html

 

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所属団体が安倍政権を支持する活動を展開するのに疑問を抱くようになり、運動家としての個人の意志を貫いたため、木川さんとともに除名された。
16年、花瑛塾を誕生させた。 

仲村さんは
「この20年間、周りが変わっていった。
いままで街宣車をガンガンやっていた人たちは、弱い者に対してすごくやさしかった。
いまはそうじゃない。
弱い立場、自分よりも明らかに弱い立場の人に罵声を浴びせたりする。
変化していった。
私はそれをやりたくない。
私は私を貫いただけです」と話す。

「花瑛塾」は歴史の中で培われてきた日本古来の文化や思想を重んじ、「アジアとの連帯」を掲げ、自主独立の立場から米軍基地問題にもこだわる。

仲村さんは3年間で20回近く、沖縄に通っている。

戦争の記憶を継承するためでもある。

沖縄の米軍基地のゲート前にも立つ。

「米国の正義を疑え!」。

背中にそうプリントされたTシャツを着て、街宣活動する。

仲村さんはヘイトスピーチをする「ネトウヨネット右翼)」から攻撃を受けたこともある。

いま仲村らが時代に感じる違和感がある。

「右傾化でも左傾化でもなく、みんなが自分を見失っている。
自分の本質がない。
左翼も右翼も知性の劣化。
ネットで抽象的にヘイトしたりする。
あまり考えずに、あれは左翼だとか言っていれば、なんとなくまとまっていることができる。
居場所がある」

そして2人は「好戦的な言葉がファッションのように消費されている社会」と指摘する。

塾生の1人、21歳のヒロキは、「のんちゃん」というネームの仲村さんのツイッターにからんできた「ネトウヨ」だったという。
仲村さんはヒロキとの対話を通して「あなたのやっていることはかっこ悪いんだ」。
番組では、なぜヒロキが塾生になったのかも、明らかにしていく。

MBS報道局番組部の斉加尚代ディレクター(54)は
「右翼という固定観念にとらわれずにみていただければ」と話し、
「右、左の対立とかがあおられている世の中ですが、そもそも私たちが右、左とかの思想を理解していないのでは。
本来は対立しないでいいのに対立があおられているのかもしれない。
いま問題となっている排他的、差別的な言動について、右翼の側も『おかしい』と声を上げている」。

なぜ「ガチウヨ」の仲村さんが声を上げるのか。

日本の「いま」が見えてくる。

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“いま”の日本が見えてくる「ガチウヨ」の声
日刊スポーツ(2019年9月20日
https://www.google.com/amp/s/www.nikkansports.com/m/general/nikkan/news/amp/201909200000357.html