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日銀金融緩和で刷られた円の行き先が日本企業でも日本国民でもないカラクリ(Dr.苫米地 2016年9月15日TOKYO MXバラいろダンディ) https://www.youtube.com/watch?v=tvzNqO6qsGI

【大東亜戦争って、なに?】大東亜戦争について多角的に知るための書籍7選

 

 

 

■大東亜会議の真実 : アジアの解放と独立を目指して


著者: 深田祐介
発売日: 2014年04月18日
出版社: PHP研究所

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○内容紹介

昭和18年11月、戦時下の東京にタイ、ビルマ、インド、フィリピン、中国、満州国の六首脳が集まり、大東亜会議が開催された。
史上初めて一同に会したアジア諸国の代表が「白人支配からの解放」を高らかに謳いあげた時、日本の戦争は、欧米帝国主義を模倣して権益を追求する侵略戦争から、アジア民族解放の大義ある戦争へと大きく性質を変えたのであったーー。
本書は、戦況が思わしくない時期に突然開催された大東亜会議の真相について、当事者の証言をもとに丹念に検証した画期的労作である。
戦後の呪縛ともいうべき“東京裁判史観”の虚偽を正し、日本にとって、アジア諸国にとっての戦争の意義を明らかにする。
大東亜会議は「アジアの傀儡を集めた茶番劇」ではけっしてなかったのだ。
本書は91年文藝春秋刊『黎明の世紀』に大幅な加筆と修正を加えたもの。
文芸評論家である福田和也氏との特別対談も収録。


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大東亜戦争の正体―それはアメリカの侵略戦争だった


著者/編集: 清水馨八郎
出版社: 祥伝社
発売日: 2011年07月

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○内容紹介(「BOOK」データベースより)

アメリカが押し付けた太平洋戦争史観~西洋中心世界観を捨てよ。
今こそ、日本人は真実に目覚め、歴史に対する不要な引け目を払拭すべきである。
歴史的観点、地政学的観点から捉えた「日本論」。
『侵略の世界史』の著者が提唱する歴史観コペルニクス的転回。


○目次(「BOOK」データベースより)

序章 記憶(歴史)を消された日本人ーなぜ日本人は、アメリカの残虐行為を怨まないのか/第1章 歴史認識コペルニクス的転回ー今こそ、西洋中心史観に訣別を/第2章 元寇、露寇、米寇ー日本を襲った三大国難ーなぜ、超大国の侵略に立ち向かうことができたのか/第3章 アメリカの日本侵略、百年来の野望のはてーアメリカは反省し、日本に謝罪しているという事実/第4章 中国大陸に仕掛けられた罠ー張本人が自ら明かす支那事変の真相/第5章 逆恨み国家・韓国と日本ー韓国に引け目を持つ理由は、まったく存在しない/第6章 「A級戦犯」は存在しないー東京裁判が無効で、靖国論争が無意味な理由/第7章 負けて勝った大東亜戦争ーなぜ、日本は「勝った」と言えるのか/第8章 日本の強さを支える五つの「文明力」-その風土から言語、天皇、思考力まで/終章 「日本」そのものが世界の自然文化遺産ーこれからの日本は、世界の中で何をなすべきか


○著者情報(「BOOK」データベースより)

清水馨八郎(シミズケイハチロウ)
大正8(1919)年、山梨県生まれ。東京文理科大学(現・筑波大学)理学部地理学科卒業。千葉大学名誉教授、理学博士。都市と交通研究で長く都市学会をリードし、旧経済企画庁・国民生活審議会委員、旧運輸省・航空審議会委員などを歴任する。戦後の日本人が失った「誇り」を取り戻すべく、講演・著作活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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■アジアを解放した大東亜戦争 連合国は東亜大陸では惨敗していた


発売日: 2020年03月02日頃
著者/編集: 安濃 豊
出版社: 展転社

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○内容紹介(出版社より)

開戦の口実とするためハルノート発出を誑かした?
アジア解放のために開戦した大東亜戦争の主戦場はアジア大陸である。
帝国陸海軍は、太平洋で米軍と激戦を繰り広げながら、東南アジアでは次々に欧米諸国の植民地を独立させていた。

第一章 東亜植民地の解放は対日経済封鎖への対抗策
 1 ルーズベルトの対日隔離演説と東京で起きる東亜解放論
 2 米英が対日経済封鎖に勤しんでいた頃、ビルマ解放が検討されていた
 3 開戦の口実とするためハルノート発出を誑かした

第二章 米軍は太平洋で勝利するも東亜大陸では惨敗
 1 ミッドウェー作戦はフィリピン独立のための囮作戦だった
 2 ガダルカナル戦の頃、ビルマが独立
 3 カイロ宣言は実現せず、大東亜宣言は実現
 4 マリアナ沖海戦の頃、インド独立は決定的となっていた
 5 米国、サイパン勝利の頃、支那大陸では日本軍の大陸打通作戦に大敗北
 6 硫黄島での戦いの頃、インドシナ三国がフランスから独立
 7 対日戦勝を祝っていた頃、インドネシアが独立を宣言

第三章 米国を強く見せるため戦後に捏造された虚構
 1 ミッドウェーで負けたのはアメリカ海軍
 2 近衛文麿こそアジア解放の英雄
 3 神風特攻が日本本土上陸作戦を諦めさせた
 4 米国にとっては欧州が主戦場だったという捏造
 5 戦ったのは日本軍だけではなくアジア合同軍
 6 太平洋島嶼戦はアジア解放のための囮作戦
 7 勝敗の分岐点は広島
 8 アジアの独立は戦時中
 9 タイ王国は緩衝地帯として植民地化を免れていたわけではない
 10 罠に嵌められているのに暗号解読成功に意味はない
 11 日系人部隊がダッハウ強制収容所を解放
 12 B29は無敵ではなかった
 13 戦前の日本軍は米軍を恐れていない
 14 昭和の日本は軍国主義の国だったという捏造
 15 沖縄戦で敗北したのは米軍

第四章 大日本帝国こそ大なる特攻隊だった
 1 大日本帝国建国の目的は白人帝国主義の打倒


○内容紹介(「BOOK」データベースより)

アジア解放のために開戦した大東亜戦争の主戦場はアジア大陸である。
帝国陸海軍は、太平洋で米軍と激戦を繰り広げながら、東南アジアでは次々に欧米諸国の植民地を独立させていた。

○目次(「BOOK」データベースより)

第1章 東亜植民地の解放は対日経済封鎖への対抗策(ルーズベルトの対日隔離演説と東京で起きる東亜解放論/米英が対日経済封鎖に勤しんでいた頃、ビルマ解放が検討されていた ほか)/第2章 米軍は太平洋で勝利するも東亜大陸では惨敗(ミッドウェー作戦はフィリピン独立のための囮作戦だった/ガダルカナル戦の頃、ビルマが独立 ほか)/第3章 米国を強く見せるため戦後に捏造された虚構(ミッドウェーで負けたのはアメリカ海軍/近衛文麿こそアジア解放の英雄 ほか)/第4章 大日本帝国こそ大なる特攻隊だった(大日本帝国建国の目的は白人帝国主義の打倒)


○著者情報(「BOOK」データベースより)

安濃豊(アンノウユタカ)
昭和26年12月8日札幌生れ。北海道大学農学部農業工学科卒業。農学博士(昭和61年、北大農学部より学位授与、博士論文はSNOWDRIFT MODELING AND ITS APPLICATION TO AGRICULTURE「農業施設の防雪風洞模型実験」)。総理府(現内閣府)技官として北海道開発庁(現国土交通省)に任官。昭和60年、米国陸軍寒地理工学研究所研究員、ニューハンプシャー州立大学土木工学科研究員。平成元年、アイオワ州立大学(Ames)航空宇宙工学科客員研究員(研究テーマは「火星表面における砂嵐の研究」)、米国土木工学会吹雪研究委員会委員。平成6年、NPO法人宗谷海峡に橋を架ける会代表。平成12年、ラヂオノスタルジア代表取締役、評論家、雪氷学者、ラジオパーソナリティー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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大東亜戦争の開戦目的は植民地解放だった―帝国政府声明の発掘


発売日: 2017年10月
著者/編集: 安濃豊
出版社: 展転社

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○内容紹介(「BOOK」データベースより)

大東亜戦争によるアジアの解放は結果論や後づけではない。
大日本帝国は開戦時に「政府声明」を発表し、開戦目的の一つがアジアの植民地解放であることを明確に謳っていた!


○目次(「BOOK」データベースより)

第1章 数理歴史学を創設する/第2章 帝国政府声明に明記されたアジア解放/第3章 帝国政府声明/第4章 侵略意図は存在したのか/第5章 日本軍アジア独立支援行動経過/第6章 帝国政府声明と終戦詔書が一線に繋がった/第7章 東京裁判史観の破綻どころか勝敗が逆転する


○著者情報(「BOOK」データベースより)

安濃豊(アンノユタカ)
昭和26年12月8日札幌生れ。北海道大学農学部農業工学科卒業。農学博士(昭和61年、北大農学部より学位授与、博士論文はSNOWDRIFT MODELING AND ITS APPLICATION TO AGRICULTURE「農業施設の防雪風洞模型実験」)。総理府(現内閣府)技官として北海道開発庁(現国土交通省)に任官。昭和60年、米国陸軍寒地理工学研究所研究員、ニューハンプシャー州立大学土木工学科研究員。平成元年、アイオワ州立大学(Ames)航空宇宙工学科客員研究員(研究テーマは「火星表面における砂嵐の研究」)、米国土木工学会吹雪研究委員会委員。評論家、雪氷学者、ラジオパーソナリティー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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■日本とアジアの大東亜戦争―侵略の世界史を変えた大東亜戦争の真実
(もっと日本が好きになる親子で読む近現代史シリーズ)


著者/編集: 吉本貞昭
出版社: ハート出版
発売日: 2013年09月

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○内容紹介(「BOOK」データベースより)

15世紀から500年も続いた、西欧列強による植民地支配。
この、白人による植民地支配に従わない国が、極東にひとつだけあった。
それが、わたしたちの祖国、日本であるー。
なぜ戦争は始まったのか、本当に勝利したのは誰なのか。
この一冊で「大東亜戦争」のすべてがわかる!


○目次(「BOOK」データベースより)

第1章 西欧列強の世界支配はこうして始まった(西欧列強による植民地支配の始まりー「大航海時代」は「大侵略時代」?/西欧列強による南アメリカ大陸の侵略ー奴隷貿易とスペインの「征服者」たち)/第2章 アジアを侵略した西欧列強と日本の明治維新(西欧列強によるアジア侵略の始まりーインドを植民地にしたイギリス/西欧列強のアジア侵略に対抗した日本ー明治維新で日本を近代化せよ/朝鮮を清国の支配から独立させた日清戦争ー日本の勝利と、しのびよる大国ロシアの影/朝鮮をロシアの侵略から守った日露戦争日露戦争の勝利で、世界を驚かせたアジアの小国・日本)/第3章 アジアの解放と独立を助けた大東亜戦争(日本はなぜ大東亜戦争に突入したのかー中国大陸をめぐる陰謀と、追い詰められた日本/大東亜戦争とアジアの解放ー南方資源地帯の戦いと、真珠湾攻撃の真実/アジアの各地に独立義勇軍をつくった日本軍ー陸軍中野学校の「秘密戦士」たち/日本軍生と興亜訓練所の開設ーアジアの青年たちへの教育と訓練がアジアの未来をつくった/大東亜会議の開催ー東京に集まったアジア各国のリーダーたち/日本の敗戦ーミッドウェー海戦の失敗と、神風特攻隊の戦果/インドを独立に導いたインパール作戦ー自由と独立のために立ち上がった人々/アジアの独立戦争に参加した日本兵ー戦後も、アジア解放のために戦った日本兵たち)/第4章 侵略の世界史を変えた大東亜戦争大東亜戦争の世界史的意義とは何かー世界史の流れを変えた大東亜戦争大東亜戦争の真の勝利国は日本であるー「アジアの独立」を勝ちとった大東亜戦争


○著者情報(「BOOK」データベースより)

吉本貞昭(ヨシモトサダアキ)
昭和34年生まれ。国立大学の大学院を修了後、中国留学を経て、現在は大学の研究機関に在籍。専門分野の中国研究の他に、大東亜戦争の、開戦と終戦原因、特攻の戦果、東京裁判日本国憲法の検閲について研究している。約10年にわたり高等学校で世界史などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


楽天ブックス『日本とアジアの大東亜戦争―侵略の世界史を変えた大東亜戦争の真実』
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■昇る太陽 :知られざる大東亜戦争とアジアの独立


著者: 三ツ森正人
発売日: 2018年09月26日
出版社: 幻冬舎メディアコンサルティング

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○内容紹介

これまでに多くの歴史家や識者が論じてきた太平洋戦争(大東亜戦争)。
だが、立場によってその主張が異なることから答えらしい答えは出ず、いつしかぼんやりとした認識のまま、70年以上の年月が流れてしまった。
近代史は明治維新、富国強兵、恐慌、開戦、アジア解放、原爆と日本史の重要な局面が凝縮されているが、その背景や功績はあまり語られていない。
なぜ日本は欧米列強に戦いを挑んだのかーー。
アジア諸国が独立するまでにどのような経緯があったのかーー。
平成の時代が終わろうとしている今こそ、日本人として知るべき真実がある。


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■人種差別から読み解く大東亜戦争


発売日: 2015年08月
著者/編集: 岩田温
出版社: 彩図社

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○内容紹介(「BOOK」データベースより)

1919年パリ講和会議ー日本が提出した「人種差別撤廃案」はアメリカやイギリスの反対で否決された。
あの戦争に至るまでの流れを「人種差別」の観点から明らかにする。


○目次(「BOOK」データベースより)

第1章 大東亜戦争と人種差別/第2章 世界侵略を正当化した人種差別思想/第3章 アフリカ、インカ、アメリカの悲劇/第4章 奴隷貿易と無縁ではなかった日本/第5章 「植民地にされる」とはどういうことか/第6章 日本が求めた欧米列強と対等の地位/第7章 人種差別撤廃の理想を世界に問うた日本/第8章 日本人が知らない大東亜戦争大義


○著者情報(「BOOK」データベースより)

岩田温(イワタアツシ)
昭和58年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、同大学大学院修了。現在、拓殖大学客員研究員。専攻は政治哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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【参考】

■【帝國政府聲明】(現代語訳)

大東亜戦争開戦にあたっての帝国政府声明(読み下し文)(現代語訳)

昭和16年12月8日午後零時20分
大日本帝國政府発表

 

天皇陛下より、宣戦の大詔が発せられたので、大日本帝国(以下帝国と記述)は、国内及び諸外国に対し、次のとおり、政府声明文を発表する。

東南アジア(以下東亜と記述)の安定を確保して、世界平和に貢献することは、帝国の一貫した外交政策であり、それを実現するため帝国は列国との友好を最優先としてきた。

しかしながら、中華民国は以前より帝国の真意を解せず、国外の勢力と共謀して帝国に敵対してきた。

そして支那事変の発生を見るにいたったが、天皇陛下の御威光のもとに、皇軍(以下日本軍と記述)の向うところ敵なく、既に支那の重要地点はことごとく我が手中に落ち、この様な憂いを招き物事の本質や善良の判断もつかぬ国民政府を一新し、新たな国民政府と帝国は善隣の約束を交わし、友好列国でこの新たな政府を承認する国は11ケ国にもなろうとしている、重慶に退いた蒋介石の国民政府は、もはや奥地に残存して無益な抗戦を続けているだけである。

にもかかわらず、米英両国は東亜を永久に隷属的な地位(覇権帝国主義政体下)に置こうとして、かたくなにその態度を改めようとせず、あらゆる手段を講じて、支那事変の収束を妨害し、更にオランダ領インドシナ(以下蘭印と記述)を恐喝して、帝国と秦国との親密な関係を引き裂くため画策しようとしており、しきりに、帝国とこれら南方諸国との間で共栄の関係を高めていこうとする極めて自然な行いを阻害するため、(わが国は)平穏ではいられない、これもまた、帝国を敵視し帝国に対し計画的に攻撃を実施していくかの如くである。

そして遂に、人たる道にそむき、道理にはずれて、経済断交と言う手段にまで出てきた。

そもそも、交戦関係にない国家間における経済断交は宣戦布告にも匹敵する敵対行為であって、それ自体見過ごすことができない。

しかも、両国は更に他国を引き入れて帝国の周辺に武力を増強し、帝国の存立に重大な脅威を与えている。

大日本帝国政府は、これまで述べてきたように米英が帝国の存立と東亜諸国の安定とに対して重大な脅威(覇権帝国主義政体)を与えて来たにもかかわらず、太平洋の平和を維持し、全人類に戦禍が波及することの無い様に、辛抱強く米国との外交交渉を重ねてきた、また英国並びに米英両国に付和雷同する諸国に反省を求め、大日本帝国の生存と権威の許す限り、譲り合いの精神をもって事態の平和解決に努め、すべきことは全てやりつくした。

しかし米国はただ無意味な原則論に終始して、東亜で起きている明らかな現実を認めようとせず、その物的な勢力を後ろ盾にして、帝国の真の実力をも侮って、興国とともに、あからさまに武力による脅威を増大させ、帝国を屈服させ従属させようとしてきた、その結果、平和的な手段により、米国ならびに興国に対する関係を調整し、あい携えて太平洋の平和を維持したいと言う希望や前途は全く失われて東亜の安定と帝国の存立とはともに危機に瀕している。

それ故、米国及び英国に対し宣戦の詔勅が発せられたのである。

詔勅をいただき、ありがたさに恐れ慎み、深く感じ入って心が奮い立つ思いがある。

日本国民は、一億国民が一つの鉄の塊の様に団結して決起、勇躍し、国家の総力を挙げて戦い、東亜の災いの元凶である白人支配を永久に排除して陛下の御希望に応えなければならないのである。

世界万国が各々の立場で権利を主張する詔勅は、日星の様に明らかであると思う。

帝国が、日本国、満州国中華民国の提携によって共栄の実を挙げ、進んで東亜諸国の発展の基礎を築こうとしてきた方針は、今も変わるものではない。

また、帝国と志を同じくするドイツ、イタリアと同盟を結び、世界平和の基調を区分けして新秩序の建設に邁進していこうという決意は、ますます牢固である。

この様にして、この度帝国が南方諸地域に対し、新たに行動を起こさざるを得なくなったがなんら、その住民に対し敵意があるからではない。

ただ米英の暴政(覇権帝国主義政体)を排除して東亜を本来あるべき姿(君主政体)に戻し、相携えて共に利益を分かち合いたいという一念から奮起したに外ならず、帝国はそれらの住民が、帝国の真意を理解して、帝国と共に東亜の新天地に新たな出発をすることを信じて疑わない。

今や、日本が栄えるか落ちぶれるかと東亜の興廃は、この一挙にかかっている。

全国民は今回の戦いに至った理由と使命をよく理解し、いやしくも驕ることなく、また、怠ることなく、よく尽くし、よく耐え、われら祖先の習慣や風習をたたえ、困難なことにぶつかったら必ず、国家の興隆の基を築いた祖先の栄えある足跡を思い起こして、勇ましくて計り知れない、ご皇室の計画に参加できることに粗相が無いように誓い、進んで征戦の目的を完遂し陛下の御心が永遠に安らかであらんことを奉るように期待する。


▼文献
【出典】
国立公文書館アジア歴史資料センター
https://www.jacar.go.jp/標題:昭和16年12月8日 帝国政府声明
レファレンスコード:C12120377700

 

 

 

 

 

■悪いのは侵略した白人、東亜民族解放した日本は誇りを…オランダの市長挨拶から再び戦後体制の是非を問う

 

産経新聞 2016/2/23 森靖喜

 

https://www.sankei.com/article/20160223-YSTPBG77IZPFXPLWX2B3U77NRQ/