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日銀金融緩和で刷られた円の行き先が日本企業でも日本国民でもないカラクリ(Dr.苫米地 2016年9月15日TOKYO MXバラいろダンディ) https://www.youtube.com/watch?v=tvzNqO6qsGI

どれほどの成果が? 安倍首相がバラマキ外交で払った26兆円 日刊ゲンダイ:2015/05/25


どれほどの成果が? 安倍首相がバラマキ外交で払った26兆円

日刊ゲンダイ:2015/05/25

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160133


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またも大盤振る舞いだ。

安倍首相は先週23日、福島県いわき市で開催された「太平洋・島サミット」で、パラオなど南太平洋の島しょ国に今後3年間で550億円以上の財政支援を行うとブチ上げた。

島サミットでこの支援額は過去最高だ。

首相は、「力による威嚇や力の行使とは無縁の太平洋市民社会の秩序」の構築を呼びかけ、名指しは避けたが、中国を牽制した。

要するに、島しょ国が“中国寄り”にならないように、カネを渡して日本シンパにしようということだ。

しかし、いくらなんでも安倍首相の“札束外交”は常軌を逸している。

ライバルの中国に負けたくないのだろうが、とにかくカネ、カネ、カネ。

見境なく、外国にカネをばらまいている。

なんと、この2年半で、アフリカ支援に3兆円、バングラデシュ支援に6000億円と、ODAや円借款を積み上げると26兆円にのぼる。

支援がすべてムダとは言わないが、いったい、どれほどの成果があったのか。

元外交官の天木直人氏がこう言う。


「安倍政権の外交方針は、対米追従中韓に対する対抗意識――。基本的にこの2つしかありません。本来、外交は複雑なものなのに非常に単純です。だから、手の内を読まれ、足元を見透かされている。外国にとっては、格好のカネづるになりかねない。そりゃ資金援助してもらえる国はニコニコして、表面上は安倍首相をチヤホヤしてくれるでしょう。でも、それだけのこと。支援が途切れたら、ソッポを向かれるのがオチです」


これまで平和憲法を持ち、70年間外国と戦争をしてこなかった日本は、中東諸国を中心に世界中から尊敬を集めていた。

日本の強みを生かして、独自の外交を展開してきた。

ところが、安倍首相は集団的自衛権を行使できるようにして、世界中で戦争をしようとしている。

このままでは平和外交の放棄も時間の問題だ。

「バラマキ外交も安保法制も根っこは同じです。外務省がやろうしている外交が全く機能しないから、バラマキや軍事的抑止力に頼らざるを得なくなってしまうのです」


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どれほどの成果が? 安倍首相がバラマキ外交で払った26兆円
日刊ゲンダイ:2015/05/25
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160133