■東証がITシステムに初採用した「謎の米ベンチャー企業」の正体
週刊ダイヤモンド 2017.9.12
https://diamond.jp/articles/-/141133
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長年、大手のITベンダーの牙城だった金融機関や自治体のITシステム。
この牙城に異変が起きている。名だたる優良顧客が続々と、ITシステムを設立わずか8年の米国のベンチャー企業が提供するものに置き換えているのだ。(「週刊ダイヤモンド」編集部 鈴木洋子)
東京・兜町で8月、ある“事件”が起きた。
これまで大手日系ITベンダーが長年独占してきた東京証券取引所のITシステムを、一般人はほとんど聞いたこともない謎の企業が受注したのだ。
その企業の名はニュータニックス。
米オラクル、グーグルなどの出身のエンジニア3人が、2009年に創業したばかりの米国のソフトウエア会社だ。
東証は多種多様なシステムを抱えており、株式などの売買を行う取引系の基幹システムと、上場企業の銘柄管理などを行う約30の情報系システムに大別される。
東証は今回、取引系以外の情報系システムの全てのインフラ部分でニュータニックスの採用を決めた。
情報系システムの中には新規上場企業の審査情報や、投資家への情報配信など、重要情報を取り扱うシステムも多くある。
デスクトップ仮想化システムを皮切りに、3~5年かけて全ての情報系システムのインフラに広げていく計画だ。
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■東証がITシステムに初採用した「謎の米ベンチャー企業」の正体
週刊ダイヤモンド 2017.9.12
https://diamond.jp/articles/-/141133
■GAFAMの時価総額、東証1部超え 560兆円に 近づく社会インフラ化
日本経済新聞(2020/5/9付)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO58879220Y0A500C2EA2000/
株式市場で巨大IT(情報技術)に資金が集中している。
米マイクロソフトや米アップルなど時価総額上位5社の合計が、東証1部約2170社の合計を上回った。
テレワークやインターネット通販など新型コロナウイルスで変容した生活様式でも勝ち組で、自動車などの次世代技術での投資余力も大きいことから評価を集める。
ただ資金の一極集中は市場のいびつさを映してもいる。
■GAFAMの時価総額、東証1部超え
日本経済新聞(2020/5/9付)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO58879220Y0A500C2EA2000/
<参考>
米国のグーグル(Google)、アップル(Apple)、フェイスブック(Facebook)、アマゾン・ドット・コム(Amazon)、マイクロソフト(Microsoft)の頭文字をとって「FAAMG」という。