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日銀金融緩和で刷られた円の行き先が日本企業でも日本国民でもないカラクリ(Dr.苫米地 2016年9月15日TOKYO MXバラいろダンディ) https://www.youtube.com/watch?v=tvzNqO6qsGI

■防衛費過去最大「にじむ対米配慮」~過去最大、5兆2574億円の防衛費。第二次安倍政権発足以来、7年連続の増額~NHK:解説委員会(2018年12月25日:増田剛 解説委員)

 


防衛費過去最大「にじむ対米配慮」

NHK:解説委員会(2018年12月25日:増田剛 解説委員)

https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/300/311729.html

 

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過去最大、5兆2574億円の防衛費です。

第二次安倍政権発足以来、7年連続の増額となりました。


Q2)
過去最大だけあって、大きな箱ですね。

A2)
はい。箱を大きくしている、つまり、防衛費を押し上げているのが、F35戦闘機やイージス・アショアといった、アメリカ製の高額な装備品です。

そして、こうした装備の調達方法がFMSです。

Q3)
FMSと言いますと。

A3)
はい。FMSは、アメリカ政府を直接の窓口とする装備の調達方法で、日本としては、アメリカの最新の装備を導入できるメリットがあります。

一方で、価格はアメリカ側が設定し、代金は日本側が前払い、というように、かなりアメリカに有利な契約方法なんです。

今回の防衛費で、FMSは7013億円。前の年度から、3000億円近く増えています。10年前と比べると10倍以上。

もちろん、厳しい安全保障環境に対応するため、高性能な装備が必要だということになると、アメリカ製に依存せざるを得ないという事情はあります。

ただ、そうはいっても、一番喜んでいるのは、やはり、トランプ大統領かもしれません。

Q4)
それは、アメリカ製の装備をたくさん買ってくれたから・・ですか。

A4)
その通り。

トランプ大統領は、対日貿易赤字を問題視し、アメリカ製装備の購入拡大を求めてきました。

安倍総理は、アメリカ製装備の購入実績をアピールすることで、対日圧力をかわす狙いがあるのではないか。

そういう見方が広がっているんです。

このように今回の防衛予算は、対米配慮がにじみ出たものになりました。

 

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■防衛費過去最大「にじむ対米配慮」
NHK:解説委員会(2018年12月25日:(増田剛 解説委員)
https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/300/311729.html