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日銀金融緩和で刷られた円の行き先が日本企業でも日本国民でもないカラクリ(Dr.苫米地 2016年9月15日TOKYO MXバラいろダンディ) https://www.youtube.com/watch?v=tvzNqO6qsGI

■誤算続きの安倍氏国葬 4割が招待辞退、国会議員6割欠席、費用はエリザベス女王国葬以上~国葬費は「16.6億円」 …2.5億円から一転6.6倍に~

 


■誤算続きの安倍氏国葬 4割が招待辞退、国会議員6割欠席、費用はエリザベス女王国葬以上

女性セブン 2022.09.29

https://www.news-postseven.com/archives/20220929_1797524.html?DETAIL


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儀仗隊の先導により、遺骨を抱いた喪主の昭恵さんが入場した。約2か月前に夫との別れを告げたときに見せた姿よりも
幾分かほっそりとし、遺骨を支えるその腕は、あまりにか細く思えた。愛する夫を失った深い悲しみからか、それとも
嫌でも耳に届く批判的な声の多さの心労ゆえか──昭恵さんは身の置き所のなさを感じているという。

誤算続きのお別れに、会場からは深いため息が漏れた。9月27日に行われた安倍晋三元首相の国葬。最初の読み違いは参
加者の数だった。国内では約6000人に案内を発送したが、そのうち出席したのは約3600人のみで、4割にあたる2400人が
招待を辞退。元職を含む国会議員にいたっては6割が欠席の意向を示した。さらに、海外からの弔問客も尻すぼみとなっ
た。

「当初は各国の首脳が来日して華やかな弔問外交が繰り広げられると喧伝されましたが、フタを開けてみればG7首脳の
出席はゼロ。噂された米国のトランプ前大統領やオバマ元大統領といった“大物”も来なかった。在任中の安倍さんは
外交を最大の成果としていただけに、海外の要人の反応は寂しいものでした」(政治部記者)

国民から大きく反感を買ったのが費用面だ。当初、政府は2億4900万円の予算を計上したが、「要人の送迎費や警備費が
含まれていない」などと追及されると、「概算として16億6000万円の費用がかかる」と明らかにした。

奇しくも8日違いで行われたイギリスのエリザベス女王国葬にかかった費用は、英メディアによると推計800万ポンド
(約13億円)。荘厳で気高くもあった女王の国葬よりも高額となった安倍氏国葬費用に違和感を抱いた国民は少なく
なかった。

「女王の国葬ではかなりの数のボランティアが献身的に働きましたし、大掛かりに見える儀礼の備品は使い回している
ものも多かった。沿道を埋め尽くした花は、国民から献花されたものを王室の庭師が手作業で並べたもので、どこを取
っても国民の女王への愛にあふれたあたたかく手作り感のある内容でした。英国民は13億円という費用に不満はなく、
自分たちの手で送り出したいという気持ちが強く感じられました」(在英ジャーナリスト)

かたや日本政府は、警備に要する経費として8億円、海外要人の接遇に要する経費として6億円、待機場所の借り上げな
ど式典関係の経費として2.49億円を計上した。だが実際の式典に国民の葬儀としての一体感はなく、物々しい警備だけ
が印象に残った。

「あれだけやれば、16億円超では到底収まりません」

こう指摘するのは元公安警察で作家の濱嘉之さんだ。

「政府は警備にかかる経費を8億円としますが、あくまでも発表されたのは道府県警察の費用で、そこに警視庁の警察官
4万5000人の費用は含まれていません。国葬は国の行事なので警視庁の警備費は国が負担する必要があります。しかも今
回、警察は威信をかけた人海戦術による警備を行ったため、さまざまな費用を合わせて試算すると警備費だけで最低で
も40億円かかります。

一方で国には使途を公開しなくても使える官房機密費と外交機密費があり、当初の概算16億6000万円を超える費用は機
密費でこっそり補填されるかもしれません」

この先、当初の概算を上回る国葬の費用が明らかになれば、国民の怒りはさらに増すだろう。

※女性セブン2022年10月13日号


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誤算続きの安倍氏国葬 4割が招待辞退、国会議員6割欠席、費用はエリザベス女王国葬以上
女性セブン 2022.09.29
https://www.news-postseven.com/archives/20220929_1797524.html?DETAIL

 

 

 

 

 

■安倍元首相の国葬、会場演出は「桜を見る会」受注業者が落札 謎多き費用の全体像

東京新聞 2022年9月6日

https://www.tokyo-np.co.jp/article/200277


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安倍晋三元首相の国葬の企画・演出を、「桜を見る会」の会場設営を担った企業が受注した。

岸田文雄首相は「適正な手続き」としているが、入札したのはこの1社だけ。

ほかに送迎バスなどの業務も落札されたが、発注者である政府は、全額国費の業務内容をほとんど説明していない。

警備や海外要人の接遇を含む総額は数十億円に上るとされ、強行する岸田政権への批判は高まるばかりだ。(特別報道
部・宮畑譲、中山岳)


・5年連続「桜を見る会」会場設営の信頼と実績


「政府の東日本大震災の慰霊祭、戦没者慰霊祭、全て今回落札した会社が担当している。ノウハウをしっかりとこれか
らも生かすということで、今回正式な手続きの下に落札されたものだと認識している」。

岸田首相は4日、国葬の企画・演出業務の落札先が適正か問われ、こう答えた。

受注したのはイベント会社「ムラヤマ」(東京都江東区)。首相主催の「桜を見る会」を巡り、2017年〜19年に入札前
内閣府と打ち合わせていたことが分かり、野党から批判された。

15年以降、5年連続で会場設営業務を一般競争入札で落札していた。


ホームページ(HP)によると、1902(明治35)年創業の老舗で、資本金4億2700万円、従業員408人(2月1日時点)。今
年3月には、持ち株会社日本テレビホールディングス(HD)の100%子会社となった。

日テレHDは「グループ全体の企業価値向上に資する」としていた。

サッカーワールドカップなどのスポーツイベントの会場装飾や、企業のPRイベントの設営なども手がけている。

HPには「日本を代表する大型会場に精通し(中略)国家的イベントも数多くお手伝いしております」とある。


政府の予定通り今月27日に日本武道館国葬が行われた場合、どんな企画・演出になるのか。

入札資料によると、参列者6000人で外国からは1000人程度を想定。

幅約30メートル、奥行き約15メートルの式壇ステージを約6万5000本の花で飾る。

献花用の白菊は7500本を予定。入り口はゲート型とハンディー型の計24台の金属探知機で警備する。


ちなみに、1967年に同じ日本武道館で行われた吉田茂元首相の国葬を受注したのもムラヤマだ。

「故吉田茂国葬儀記録」には、「武道館よりの推せんもあり、請負契約を締結した」とある。

岸田首相も「武道館でこうした事業を担うことができる業者というのは、4社ほどに限られていると聞いている」と実績
を強調している。

 

・中曽根氏の合同葬も「ムラヤマ」1社だけが入札


ただ、結果的に入札したのは同社だけだった。

日本武道館の担当者は「内閣府で調整して選ばれたので結果にコメントできない」。

内閣府の担当者は「日本武道館が定める指定事業者がある。数十社が入札の仕様書をダウンロードし、複数の業者が説
明会に来た。ただ『(当日まで)時間が短い』といった理由で難しいと聞いた」と明かす。


同社は、2020年に東京・高輪のグランドプリンスホテル新高輪であった中曽根康弘元首相の内閣・自民党合同葬も1社の
みの入札で落札した。

内閣府の担当者は「一般競争入札の結果だ」。

あるイベント会社の社員は「大きなイベントの旗振りができる会社は限られていて、暗黙の了解というものはある。と
はいえ、他に受けてもおかしくない会社は複数ある」と話す。


ムラヤマの広報担当者は取材に「国葬には、通常の入札に参加して落札した」と説明。

桜を見る会で入札前に打ち合わせたことに関しては「お答えするものではない」と話した。

 

・別途かかる巨額の警備費と接遇費の見通しは…


安倍氏国葬では、参列者らが乗る送迎バス運行業務の一般競争入札も行われた。

4社が入札し、旅行会社「旅屋」(東京都新宿区)が最低価格の526万1400円で落札。

どんな業務か同社に尋ねようとしたが、「守秘義務もあり答えられない。(取材には)内閣府が対応すると言われてい
る」とのことだった。


入札資料によると、大型バス105台を用意して、千代田区内の関係機関などから日本武道館へのピストン運行を想定。

内閣府の担当者は「参列者を最大6000人と考え、そのうちバス利用がどのくらいあるかを検討した。

利用人数やバス台数は確定していない」とする。


これとは別に、巨額の出費が見込まれるのが警備費だ。

ムラヤマが受注した業務には、会場入り口での金属探知機によるチェックや周辺警備も含まれるが、警察の警備は別に
なる。


「故吉田茂国葬儀記録」によると、吉田氏の国葬の際には警視庁、神奈川県警合わせて約8000人が警備や交通整理を担
当。会場の日本武道館、同県大磯町の吉田邸、周辺の沿道などを警備した。


元警視庁公安部捜査官でセキュリティコンサルタントの勝丸かつまる円覚氏は「元首相の葬儀や国主催の式典などの場
合、警備に当たる警察官には超過勤務手当や弁当代が支給される。ほかにも、地方の県警からバスで応援に来ればガソ
リン代などもかかる」と話す。


安倍氏国葬については「銃撃されたことを踏まえれば、警察にとって警備での失敗は絶対に許されない。警備を厳重
にするだろう」とみる。

会場周辺に配置する警察官の間隔を短くしたり、SP(警護官)を付ける要人の人数を増やしたりすることも考えられる
という。

「警察官は全国から応援を受けると3万〜4万人ほどが見込まれる。民間警備も含めると、警備費は最大で35億円ほどに
なるのでは」


さらに、参列した海外の要人との「弔問外交」に伴う「接遇費」も発生する。

政府は外交団の参列者を1000人程度と見込んでおり、勝丸氏は「例えば閣僚が海外の要人とホテルで食事をしながら会
談する場合、ホテル代や食事代などの接遇費がかかる」と話す。

 

・費用総額 「国葬後に示したい」と官房長官


政府が安倍氏国葬の根拠とした内閣府設置法上の「国の儀式」には、2019年の天皇の代替わりに伴う一連の儀式があ
る。

同年度の予算案では、退位や即位に伴う式典の警備費に約38億円、国内外から約2600人が招待された「即位の礼」の接
遇などに約50億円を計上していた。

合わせて約90億円ということになるが、安倍氏国葬ではより多くの参列者が見込まれ、費用が一段とかさむ可能性も
ある。


こうした費用を含めれば国葬に関する出費は膨大になるが、政府は全体像を示さず「国葬後に精査した上で示したい」
松野博一官房長官)としている。

多額の税金が使われるのに、情報公開に後ろ向きなのはなぜか。


元財務官僚で明治大の田中秀明教授(財政学)は「現状で見積もりを示して膨大な費用がかかると分かれば、さらに反
対の声が強くなる。そうした事態を避けたいのでは」と指摘。

政府が閣議決定した予備費約2億5000万円だけでは到底足りないことは明らかだとし、こう続ける。


国葬は是非を含めて大きな問題になっており、国民の関心も高い。実施するのであれば、現段階の見積もりを速やか
に説明すべきだ。透明性を高めようとしなければ、国民は後ろめたいことがあるのではないかとの不信を深めることに
なる」


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安倍元首相の国葬、会場演出は「桜を見る会」受注業者が落札 謎多き費用の全体像
東京新聞 2022年9月6日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/200277

 

 

 

 

 

 

 


国葬費は「16.6億円」…2.5億円から一転6.6倍に 自民道議、反対派に「黙ってろ」

テレ朝news 2022/09/06

https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000267495.html


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安倍元総理の国葬について政府は6日、警備費などを含めた費用が16億6000万円程度に上る見込みだと発表しました。


岸田総理大臣はこの金額について6日午後、記者団に対して海外の要人の人数は推定のうえでの試算であると改めて強調
しました。 


約2億5000万円。

これが、これまで政府が安倍元総理の国葬にかかる費用として支出を発表していた額です。 


ただ、これが総額ではありません。

警備などが含まれていないからです。 


政府がようやく、その見込み額を公表したのは6日午前です。 

松野官房長官:「まず警備に関するものですが、具体的に警備に要する経費としては8億円程度と見込まれます。次に海
外要人の接遇に要する経費は6億円程度と見込まれます」 


すでに支出を決定していた約2億5000万円と合わせると、全部で約16億6000万円。

公表された額として6.6倍になりました。 

ただ、それで済むのでしょうか。 


立憲民主党・安住国対委員長:「何人くらいの人員で今回、警備体制をひくのかが、つまびらかではないんです。その
ことは自民党側も分からないと言っているんです。6.6倍の16億円も率直に申し上げて、これでファイナルアンサーとは
思いません」 


政府が6日に公表した金額は、来日する要人の人数など現時点での仮定に基づくものです。 


岸田文雄総理大臣:「(Q.野党は海外要人の接遇費など今回の額で済むと思えないと批判)済むはずはないと、済むと
は思えないというふうにどうして思われるのか、ちょっと私はすぐには分かりませんが、接遇を要する首脳級等の代表
団の数を50程度と仮定したならば、今、申し上げているような数字になるのではないか。より丁寧に説明するためにこ
うした仮定、推定を行って説明をした」 


政府はこれまで、警備などにかかった費用は国葬が終わってから公表するとしていました。


松野官房長官:「要した経費については国葬儀後に精査したうえで、お示しすることとしたい」 

政府が姿勢を変えた背景にあるのは国民の声です。 


岸田文雄総理大臣:「もとより今回の国葬儀の開催は国民に弔意を強制するものではありませんが、様々なご意見とと
もに説明が不十分とのご批判を頂いております」 


岸田総理が戦後、総理経験者では吉田茂元総理しか例がない国葬の実施を発表したのは、安倍元総理が亡くなって、わ
ずか6日後のことです。 


ただ、先月に3日間だけ開かれた臨時国会で岸田総理からの説明はなく、国会での議論は行われていません。 

その間、高まり続けてきたのが反対の声。各社の世論調査は、どこも反対が賛成を上回っています。 


岸田文雄総理大臣:「国会の場で閉会中審査の形で私自身が出席をし、テレビ入りで国葬儀に関する私の決断について
質疑にお答えするという機会を頂きたい」 


高まる反対の声に反発し、話題を呼んだ自民党の議員がいます。 

道見泰憲北海道議です。 


道見泰憲道議のツイッター:「国葬に反対する方々にお伝えしたい…分かったから…賛成して欲しいとか野暮なことは
言わないから…だからもう黙ってろ」 


政府に賛成する国民以外は声を上げるなということなのでしょうか。 

道見議員の事務所は取材に投稿は本人のものと認めながら、意図については本人ではないと分からないと回答していま
す。


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国葬費は「16.6億円」…2.5億円から一転6.6倍に 自民道議、反対派に「黙ってろ」
テレ朝news 2022/09/06
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000267495.html