■EU、頻繁な追加接種に懸念 免疫低下の恐れも
日本経済新聞 2022年1月12日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB1220Y0S2A110C2000000/
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欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は11日、新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)を短い間隔で繰り返すことに懸念を示した。
変異型「オミクロン型」の詳細が明らかになっていないほか、頻繁なワクチン接種が人体の免疫に悪影響を及ぼす可能性も指摘した。
ロイター通信などによると、EMAのワクチン戦略責任者のマルコ・カバレリ氏は「追加接種は臨時措置であり、短い間隔で接種を繰り返すのは持続的な長期戦略とはいえない」と指摘。
4カ月ごとに追加接種を繰り返すと免疫に負荷をかける恐れがあると警告した。
EMAは新たなワクチンの必要性を判断するため、今後の感染者数の推移や感染地域の広がりなどを見極める必要があるとの見解も示した。
オミクロン型が流行するなか一部の国は追加接種を検討している。
イスラエルは60歳以上を対象に4回目のワクチン接種を開始。
チリも一部を対象に4回目接種を始めた。
ただ追加接種の広がりでワクチンが富裕国に集中すれば、途上国での接種が遅れる恐れがある。
世界保健機関(WHO)は同日「ワクチン接種を繰り返す戦略は適切ではない」として、感染を防ぐ効果が高い新たなワクチン開発の必要性を訴えた。
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EU、頻繁な追加接種に懸念 免疫低下の恐れも
日本経済新聞 2022年1月12日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB1220Y0S2A110C2000000/
■ブースター接種の繰り返し、免疫系に悪影響の恐れ-EU当局が警告
2022/1/12 ブルームバーグ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-01-11/R5K5LCT0G1KZ01
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欧州連合(EU)の医薬品規制当局は11日、新型コロナウイルスワクチンのブースター(追加免疫)接種を頻繁に行うと免疫系に悪影響を及ぼす恐れがあると警告した。
欧州医薬品庁(EMA)は、4カ月ごとのブースター接種を繰り返すと最終的に免疫力が低下する可能性があると指摘。
各国はブースター接種の間隔をより空け、インフルエンザ予防接種戦略で示された青写真のように寒い季節の到来に合わせるべきだとの見解を示した。
オミクロン感染が急速に広がる中、一部の国は2回目のブースター接種を行う可能性を検討している。
イスラエルは今月に入り、60歳以上を対象に4回目のワクチン接種(2回目のブースター)を開始。
英国は現時点では2回目のブースターは必要ないが、必要に応じてデータを見直すとしている。
ブースター接種についてEMAでワクチン戦略などの責任者を務めるマルコ・カバレリ氏は「一度や二度ならともかく、何度も繰り返すべきと考えるものではない」と指摘。
「現在のパンデミック(世界的大流行)の状況から、よりエンデミック(地域的流行)の状況にどう移れるかを考える必要がある」と記者会見で語った。
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ブースター接種の繰り返し、免疫系に悪影響の恐れ-EU当局が警告
2022/1/12 ブルームバーグ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-01-11/R5K5LCT0G1KZ01
■コロナワクチン接種、改造RNAが体内に残り、自己免疫疾患を起こす懸念
Business Journal 2021.03.13 岡田正彦/新潟大学名誉教授
https://biz-journal.jp/2021/03/post_213203.html
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テレビでは、接種直後に起こる「副反応」の話題が折々報じられますが、その都度、「まれなことなので心配はいらない」との専門家によるコメントも一緒に紹介されるなど、不自然さも隠さず国を挙げて安全性が強調されています。
そもそも副反応とは何なのでしょうか?
従来のワクチンは、病原体の一部を注射で体の中に入れ、それに対する免疫反応、つまり抗体ができることを期待したものです。
免疫反応は注射した部位に起こるものですから、そこが赤くはれたり、痛くなったりするのは期待どおりの出来事であり、これらを副反応と呼ぶのは間違っています。
医療行為にともなう出来事には「効果」と「副作用」の2つしかありません。
国民に恐怖心を呼び起こさせないよう意図的に「副作用」という言葉を避け、「副反応」を使っているだけではないでしょうか。
では、本当の副作用とはどんなものでしょうか?
国内ではファイザー社のワクチンが認可され、モデルナ社も申請中ですが、元を正せばどちらも米国ペンシルベニア大学の2人の研究者、ワイズマン氏とカリコ氏が開発した方法にもとづくものです。
ここで細胞内の出来事をちょっと覗いてみましょう。
たとえば細胞の中でコレステロールが不足したとします。
すると、これを血液中から引き込むための物質をつくる暗号コードが、DNAからコピーされます。
次に、それが伝えるコードにしたがって、いま必要な物質が合成されるようになっています。
ただしメッセンジャーRNAは、細胞内で不足している物質を一時的に補うためのものですから、その使命は原則として1回限りで、すぐばらばらに分解されます。
さて、新型コロナウイルスの全遺伝コードはすでに解読されています。
そこでワイズマンとカリコの両氏は、以下のようなアイデアを思いつきました。
ウイルスの表面には多数のトゲトゲがあり、ヒトの細胞表面にくっつき侵入するための手足になっているのですが、そのコードを運ぶメッセンジャーRNAを試験管内で人工的に合成することにしたのです。
これを体内に注射すれば、やがて細胞内に取り込まれ、本来の機能を発揮して必要な物質(新型コロナのトゲトゲ)をすぐに合成してくれるというわけです。
細胞内に突然現れた物質は、いわば怪しい異物ですから、それに対する免疫反応が起こり、抗体がつくられます。
この抗体は、しばらく体内に残り、あとあと新型コロナウイルスが侵入してきた際、それらをそっと包み込んで無毒化してくれるという働きが期待できるのです。
ただし、人工的につくったRNAをそのまま体内に入れると、2つの問題が生じます。
ひとつは、あくまで異物ですから、細胞にたどり着く前に破壊されてしまうことです。
もうひとつは、メッセンジャーRNA本来の仕組みにしたがって、役目を終えると直ちにばらばらにされてしまうことで、これでは抗体ができる暇もありません。
ワイズマンとカリコの両氏は、いろいろな実験を行った末、人工のRNAの一部を改造することで2つの問題を同時に解決できることを発見しました。
これが新型コロナワクチンの正体です。
詳細は、私のユーチューブチャンネル「新型コロナワクチンは危険」をご覧ください。
・論文執筆者がモデルナ社へと転身
さて、この改造RNAは果たして安全でしょうか?
もし、改造RNAが数日で分解してしまうものだとしたら、コロナの抗体は3カ月ほどで消えてしまうため、ワクチンは3カ月ごとに接種しなければならないことになります。
逆に、もしずっと長く残ってしまうのだとしたら――。
自己免疫疾患という言葉をご存知でしょうか。
免疫機構が何かの原因で狂ってしまい、自分自身の臓器に対する抗体をつくり、永久に攻撃を続けるようになるという病気です。
関節リウマチやバセドウ病などがその代表です。
もしかするとワクチン接種を受けてしまった人が、ずっとあとになって「自己免疫性コロナ病」になるかもしれない、というのが最大の心配事なのです。
昨年の暮れ、両氏は最新の論文を発表しました。
発売開始されたワクチンと“ほぼ同じ”ものを使って動物実験を行ったところ、摂取後9週間まで抗体が増え続けたという報告でした。
論文の最後は「モデルナ社のワクチンも有効で安全のはず」と根拠のない言葉で締めくくられ、また表紙には2人のうちのひとり、カリコ氏がペンシルベニア大学からモデルナ社へと転身を遂げたことが小さな文字で記されていました。
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コロナワクチン接種、改造RNAが体内に残り、自己免疫疾患を起こす懸念
Business Journal 2021.03.13 岡田正彦/新潟大学名誉教授
https://biz-journal.jp/2021/03/post_213203.html
■コロナ遺伝子組込み用人間改造注射液ーーこれがワクチンの正体だ!!
岡田正彦(新潟大学名誉教授)医学博士
http://okada-masahiko.sakura.ne.jp/
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Q1 ワクチンを打っても大丈夫のか?
A 60年の歴史があるインフルエンザワクチンでさえ、真に有効かどうかの直接証明はまだなされていないのです。
私の職場では、毎年200人弱の職員全員にワクチン接種を行っているにもかかわらず、1割くらいの人がインフルエンザに罹患しています。
ワクチンが万能でないことも理解しておく必要があります。
私は、コロナワクチンが完成したと言われても副作用が怖いので10年間は受けません。
年の瀬も押し迫った31日、米国の2つの製薬企業が、ワクチン第3相試験の結果を同時に発表しました。
海外の巨大製薬企業(ビッグファーマ)は、これまで数々の詐欺的論文を発表し、告発を受けてきました。
その歴史を調査してきた私に言わせれば、この2つの論文にも多くの疑念を指摘することができます。
しかもアストラゼネカ社が治験を行ったブラジルと南アフリカで、ワクチンの効かない耐性ウイルスが同時に発生しているのです。
(中略)
Q6 特効薬はできたのか?
A 米国で「レムデシベル」という薬が有効だと評価され、急きょ日本でも使えることになった、との報道がありました。
ウイルスの増殖を抑えるという触れ込みなのですが、しかし、この薬は数々の疑惑に包まれています。
疑惑の第一は、4月末に発表されたばかりの論文で、プラセボ(そっくりにつくった偽薬)と比べて死亡率も、病気回復するまでの日数も、またウイルスが完全に消えるまでの日数も、いっさい差がなかったと報告されていたことです。
中国、米国、英国の共同研究でしたが、調査の方法も、論文の書き方も正統であり、かつ製薬企業との癒着(利益相反)もないというものでした(薬の研究のほとんどは癒着がある)。
それにもかかわらず突如、米国で評価されたのは、「症状が回復するまでの日数が4日だけ早い」という研究結果が米国の政府機関を通じて発表され、トランプ大統領が「すばらしい薬」と悪乗りしたためでした。
その後、データを報じた論文が刊行され、私の手元にも届いたのですが、きわめて内容の乏しいものでした。
結果は先の発表と同じで、死亡率には差がないというものです。
世界中の41を超える医療機関の共同研究ということになっていましたが、このどさくさに、果たして調査手順の統一が守られていたのか、など多くの疑問が残ります。
そもそも、論文発表の前に、検証されていないデータをマスコミにリークするのはルール違反です。
ニューヨークタイムズ紙も、この薬の疑惑について詳細な記事を載せています。
重症者が対象だったのですが、病気が進行してくると、ウイルスそのものよりも免疫機能が破壊されるなどの影響が色濃くなるため、ウイルスの増殖だけを抑えても効果は期待できないはず、等など発表を疑問視する専門家のコメントをいろいろ紹介したものでした。
私自身、長年にわたり巨大製薬企業(ビッグファーマ)の不正を調査し、その手口を分析してきました。
「レムデシベルは信用できない」というのが、統計データのウソを見破る専門家としての私の見解です。
日本で開発されたという薬、アビガンも同罪です。
まともな論文がひとつもなく、評価する価値さえないのです。
政治家がむきになって、この薬の名を連呼していたのはあまりに不自然。利益相反はないのか気になります。
現在のところ、いかなる薬も効果がなく、むしろ症状を悪化させてしまうだけであることがわかっています。
万能薬の代表であるステロイド剤でさえも議論が分かれていましたが、つい数日前、デキサメタゾンというステロイド剤を重症者に使った場合に限り、死亡率を36パーセント下げると断言した論文が発表されました。
Q7 無症状で陽性となった人から感染するのか?
A 最近はPCRの集団検診が盛んなことから、無症状の陽性者が増えています。
気になるのは症状がない人から、感染したりすることがあるのかという点です。
今年の3月に発表された論文では、中国武漢市のデータをもとにコンピュータ・シミュレーションを行った結果が報告されました。
それによると、症状のある人が他人に感染させる割合を1とすると、無症状の人は0.5くらいだということでした。
ただし武漢市が大騒ぎをしていた最中だったことに加え、低温・低湿度の真っ最中でもありウイルスの分裂能が最高潮に達していたころのデータでした。
その後、多くの研究者がこの問題にチャレンジしてきましたが、簡単ではありませんでした。
ほんとうに無症状なのか、あとで熱が出てきたりはしないのか、何人の人と濃厚接触し、その人たちが感染したかどうかなど、雲をつかむような追跡と分析をしなければならないからです。
台湾は感染を見事に抑え込んだ国としてWHOからも高く評価されている国です。
その国で徹底した追跡調査が行われ、9月に入って論文が報告されました。
まず無症状の人が他人に感染させうる期間は4.1日で、感染させる割合はわずか1~5%に過ぎないことがわかりました。
WHOも、せいぜい2.2%ほどだろうとしています。
つまり無症状の人から感染するリスクはかなり小さいのですが、それでも散発的に集団感染を起こしていることになります。
Q8 免疫はできるのか?
A 人間には、一度感染した伝染病に再びかからないようにする仕組み(免疫)が備わっています。感染した覚えがなくてもできていることがあり、合わせて自然免疫あるいは集団免疫と呼ばれます。
免疫の本体は「抗体」と呼ばれる物質で、その有無を調べる方法が「抗体価測定」です。
米国で、この検査を一般市民にすることにしたとのニュースがありました。
しかし、その抗体があれば二度と感染しなのか、いつまで効果が続くのか、重症者と軽症者で違うことはないのか、そもそも正しく測れるのか、など疑問だらけで、明確な答えはいまのところありません。
私自身、大学の研究室で多くの検査法を開発してきましたが、上記のような問題点をクリアし、国の認可をえて安心して使えるようになるまで、どれも5~10年の歳月が必要でした。新しい検査法の開発は簡単ではありません。
かつて、驚くべき人体実験が行われました。
健康なボランティア18人に、普通の風邪の原因と知られていたコロナウイルス(現在流行中のものとは異なる)を接種し、1年後、うち6人に同じウイルスを再び接種したところ、まったく症状は出なかったとのこと。
また、残りの12人に少しだけ遺伝子の異なる風邪コロナウイルスを接種したところ、症状がまったく出ないか、出てもごく軽いものでした。
さまざまな実験データを総合すると、免疫の獲得は1年くらい続き、その後は徐々に消えていくと考えられます。
米国で多数の一般市民を対象に抗体検査を行ったところ、80パーセントを超える人に認められました。
いま大流行に襲われている国、あるいは地域ほど、来年以降の流行に対する免疫を備えたことになります。
いずれにしても、集団免疫の高まりが感染の終息に寄与する、ひとつの要因であるのは間違いありません。
Q9 なぜ2週間なのか?
A 「2週間」、「2週間」とニュース報道で連呼されていました。
それにしてもなぜ2週間だったのでしょうか?
誰れが最初に言い出したのかわかりませんが、いまになって考えると、なぜなのか、よくわからない話なのです。
経緯はともかく、実際に人に感染させるリスクがある期間がどれくらいなのか、検証してみましょう。
ウイルスが体内に侵入してから何らかの症状が出るまでを潜伏期といいますが、当初、これが2週間くらいとされていました。
しかし実際の潜伏期は、報告によって若干異なりますが、3.1~5.2日であることがわかってきました。
最長で7日です。
当初、症状が出ても4日間はPCR検査をしてもらえませんでした。
厚生労働省がブレーキをかけていたからです。
運よく5日目に検査を受けられたとしても、陽性の連絡を受けるまで最長3日かかっています。
これらの日数を全部足し算すると、最長で14日間となります。
しかし、この計算には、保健所の対応が遅いなど社会的要因も含まれています。
実際には、すでに述べたように「潜伏期5日」と「人に感染させうる期間5日」を合わせて10日間の隔離で十分なのです。
体調不良を感じたとしても、PCR検査をあえて受ける必要はなく、10日間の自粛をすればよいことになります。
A PCR検査だけ徹底すれば感染爆発は止められるのかという点について検証してみます。
まずサンプルをどこから採ったかで陽性率が大幅に異なるというデータがあります。概要は以下の通りです。
肺にチューブを入れて 93%
痰から 72%
鼻の奥から 63%
咽から 32%
これは驚きのデータです。現在、鼻の奥からサンプルを採取する方法が主流となっていますが、この方法では感染者の4割近くが異常なしと誤判定がなされ、放置されてしまうことになってしまうのです。
「PCR検査とワクチンが頼り」との発想は明らかに誤りであり、むしろ状況を悪化させしまうことにしかならないでしょう。
Q11 なぜ感染症は自然に終息するのか?
A ワクチンがなくとも「感染症の流行は必ず終息する」という鉄則があることが歴史からわかっています。以下、そのカラクリを探っていくことにします。
これはアンダーソンとメイという2人の生物学者が考えた数式です。
なにを意味しているかというと、まず「基本再生産数」は、ひとりの感染者から何人に伝染させたかを表す数字です。
1より大きければ感染はどんどん拡大し、1より小さければ次第に収束していくことになります。
意味は単純明快なのですが、この値を左右する要因がたくさんあって、かなり複雑です。
まず計算の元になる「感染率」は、ひとりの感染者が一定期間に感染させる人数のことですが、新型コロナの場合は前述したとおり約1週間の総数と考えればよいでしょう。
この値が大きいほど感染力は強いことになります。
次に「集団の大きさ」は、周囲にどれくらいの人がいるかということで、時間とともに免疫ができたり、あるいは死に絶えたりするため次第に小さくなっていきます。
分母にある3つの言葉の意味は明らかと思いますが、着目すべきは「その他の死亡率」です。
たとえば高齢者集団では、ウイルス感染とは無関係に老衰で自然に亡くなる人も多いわけですが、そのことさえも計算結果に影響を与えていることになります。
なぜなのでしょうか?
実はここに、悠久のときの流れの中で、自然界で繰り広げられてきた人と微生物との不思議な関係が隠されています。
人間は自分の都合でいつも物事を片付けてしまいますが、発想をかえてウイルスの立場で考えてみてみましょう。
ウイルスは3.5億年も前から地球上に存在していたとされ、人間よりずっと先輩なのです。
ウイルスの最大の特徴は、ほかの生物の細胞内に寄生することでしか生きていけないことですが、そのためには、2つの矛盾した条件を同時に満たさなければなりません。
ひとつは自分自身が生き続けなければならないこと、もうひとつは大事な寄生先である人間を絶滅させないことです。
そこで、上で紹介した式の重要な意味がわかってきます。
ひとつは、ウイルスが原因であってもなくても、とにかく人間集団の死亡率が高くなりすぎてしまうと、ほかの寄生先を探さなければならなくなることです。
言い方をかえると、基本再生産数を一定に保つため、感染力が強くなるのです。
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■コロナ遺伝子組込み用人間改造注射液ーーこれがワクチンの正体だ!!
岡田正彦(新潟大学名誉教授)医学博士
http://okada-masahiko.sakura.ne.jp/
■安倍政権、米ファイザーから未開発ワクチン「6千万人」分購入決定に重大な疑問
biz-journal 2020.08.08 岡田正彦/新潟大学名誉教授
https://biz-journal.jp/2020/08/post_172987.html
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ニューヨークタイムズ紙によると、7月27日(月)、2つの米国企業モデルナ社とファイザー社が、新型コロナウイルスのワクチン臨床試験を同時に開始しました。
試験の方法はどちらも似ていて、次のような手順で行われます。
まず3万人の健常者に協力を求め、同意を得た上で、2つのグループに分かれてもらいます。
その一方に本物のワクチンを、また他方には食塩水を注射し、数カ月後、どちらのグループで感染した人が多かったかを比べてみようというものです。
ただし協力者にも、また注射を行う医師にも、どの人がどちらのグループなのかは内緒です。
「ワクチンの効果は明らかだった」という結論を出すためには、偽物のワクチン(食塩水)を接種したグループのほうで100~200人を超えるくらい感染者が出て、かつ本物のワクチンを接種したグループはそれよりずっと少なかった、というデータを提示する必要があります。
そうでなければ、「統計学的に有意だった」と言えないからです。
かりに、この試験を日本でやるとして、もっとも感染者が多かった5~7月の3カ月間、東京・新宿区でボランティアを募ったとします。
しかし感染者の人数がはるかに足りず、統計処理はできません。
桁違いに感染者数が多い米国だからこその話なのです。
その米国政府は、試験が成功した暁に、1億人分のワクチンを約2,000億円でファイザー社から買い取るという約束をしました。
さて、そもそもワクチンとはどんなものなのでしょうか?
なじみが深いインフルエンザ・ワクチンで、つくり方をみておきましょう。
まず無菌的に若鳥を飼育し、生後半年~1年の間に受精卵を産ませます。
少し育てたのち、注射器で卵の殻に穴をあけウイルスを注入します。
ウイルスは生きた細胞の中でどんどん増殖しますから、それらを集め、特殊な薬品でウイルスの形をばらばらにし、特定の断片だけを濃縮するのです。
これがワクチンの本体になるのですが、ウイルスそのものではないため、もちろん感染力はありません。
これをヒトに接種すれば、免疫、つまり抗体が自然にでき、あとで本物のウイルスが侵入してきたときに、それらを攻撃してくれるはずです。
インフルエンザ・ワクチンは、卵1~2個で1人分のワクチンしかつくれないため、大量生産が難しく、しかも1年くらいの月日がかかってしまいます。
当然、新型コロナ対策には間に合いません。
「メッセンジャーRNA」
いま世界中の製薬企業やバイオ企業がしのぎを削っているのは、まったく新しいアイデアの「メッセンジャーRNA」と呼ばれる技術です。
遺伝情報は、細胞内のDNAに保存されています。DNAは遺伝だけでなく、日々、細胞が健康を保っていくための調節も行っていて、たとえば、細胞内のコレステロールが不足してくると、その合図がDNAに伝わり、コレステロールを細胞内に取り込むための「たんぱく質」を少しだけ合成するという仕組みが働き出します。
その際、膨大なDNA情報から必要なコードだけがコピーされるのですが、その複製物がメッセンジャーRNAと呼ばれます。
コレステロールを取り込むためのたんぱく質は、作り過ぎても困るため、このメッセンジャーRNAは、消化酵素によってただちに分解されるようになっています。
そのメッセンジャーRNAが、なぜワクチンになるのでしょうか?
新型コロナウイルスの表面はたんぱく質でできていますが、もしその一部、たとえばあの「とげとげ」を合成するメッセンジャーRNAを人工的につくることができれば、それがすなわちヒトの体内でワクチンとして働くことになるのです。
利点は、試験管内で簡単に、安価に、かつ大量に生産できることです。
難しいのは、本物のメッセンジャーRNAと同じ機能を持たせるために複雑な修飾が必要になることと、簡単に分解されないようにするための工夫です。
その難しさゆえ、このアイデアで実用化したワクチンはまだ存在していません。
いま世界中で、無数ともいえる企業が新型コロナのワクチン開発に取り組んでいますが、多くはメッセンジャーRNAタイプのようです。
そのうち27社は、すでに人間に接種する初期段階の試験を始めています。
しかし、60年近い歴史のあるインフルエンザ・ワクチンでさえ、その効果が明らかになったのは、やっと2年前のことです。
しかも毎年、ワクチン接種による死亡例が報告されているなど、副作用対策もまだ十分ではありません。
何もデータが公表されていないのに…
7月31日、政府は、新型コロナウイルスのワクチンを米国ファイザー社から6,000万人分を購入することに決めた、と発表しました。
臨床試験がうまくいけばとの条件つきですが、それにしてもモデルナ社から7月14日に中間報告がなされたばかりであり、ファイザー社のほうはまだ何もデータが公表されていないのです。
なぜ日本政府は、そんな製品を早々と契約できたのでしょうか?
トランプ米大統領肝いりだったからなのでしょうか?
新型コロナウイルスのワクチンは疑問だらけです。
あまりに拙速な開発で、あとになって重大な副作用が見つかることはないのでしょうか?
6,000万人分もの大量のワクチンを誰に使うのでしょうか?
インフルエンザ・ワクチンでさえ、今シーズンの生産量は2,000万人分でした。
新型コロナは間もなく完全に終息する可能性も高く、不要な買い物の支払いに誰が責任をとるのでしょうか?
地対空迎撃システム「イージス・アショア」やアベノマスクの二の舞にならないことを祈るばかりです。
「人工のメッセンジャーRNA」は、(治験協力者を別にして)人類の誰もがまだ体内に入れたことのない物質です。
たとえ完成したと言われても、怖いので私は拒否します。
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安倍政権、米ファイザーから未開発ワクチン「6千万人」分購入決定に重大な疑問
biz-journal 2020.08.08
https://biz-journal.jp/2020/08/post_172987.html
■コロナワクチンの問題点
YouTube 2021/08/07
岡田正彦(医学博士、新潟大学名誉教授、米国心臓学会プロフェッショナル会員)
https://www.youtube.com/watch?v=S8akoAuZago
■mRNAワクチンが、副作用として致命的な自己免疫病を起こすメカニズム
YouTube 2021/08/09
岡田正彦(医学博士、新潟大学名誉教授、米国心臓学会プロフェッショナル会員)
https://www.youtube.com/watch?v=fQ-QxkOrHH4
■『大丈夫か、新型ワクチン 見えてきたコロナワクチンの実態』
本当に「ワクチン接種で安心」と言えるのか?
・ワクチン接種がウイルスの変異を促進する
・ワクチン製造と接種の実態
著者:岡田正彦(新潟大学名誉教授)
発売日:2021年08月10日