■「唯一の被爆国、日本も批准を!」 核兵器禁止条約発効受け広島で集会
毎日新聞2020年10月25日
https://mainichi.jp/articles/20201025/k00/00m/040/170000c
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広島市中区の平和記念公園では25日、被爆者や市民らが集まって核兵器禁止条約の発効決定を祝うとともに、条約への不参加を表明している日本政府に抗議の声を上げた。
広島県内の被爆者7団体が呼びかけて午後3時半すぎに始まった集会には約200人が参加した。
補修工事中の原爆ドームを背に「祝 核兵器禁止条約発効確定! 唯一の戦争被爆国日本も批准を!」と書かれた横断幕を掲げ、松井一実市長ら5人がリレー形式でメッセージを読み上げた。
核廃絶を求める世界7961都市が加盟する国際NGO「平和首長会議」の会長も務める松井市長は「(核廃絶への)被爆者の強い思いと、共感した人々の思いが結実した」と強調。
原水爆禁止運動の精神的支柱だった被爆者、故・森滝市郎さんの次女で、市民団体「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」共同代表の森滝春子さん(81)は発効決定を喜ぶ一方、「米国の核抑止力に基づく日本の安全保障は条約違反。これを許してはならない」と訴えた。
集会には若い人の姿も。
国会議員に条約への賛否を問う活動を続ける田中美穂さん(26)=広島市西区=は「日本政府はふがいない。政治家は核廃絶に向け、日本が何をすべきか本気で考えてほしい」と憤った。
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■「唯一の被爆国、日本も批准を!」 核兵器禁止条約発効受け広島で集会
毎日新聞2020年10月25日
https://mainichi.jp/articles/20201025/k00/00m/040/170000c